マニュアル(Manual)講座 −−新版作成中−− 伸びる企業はマニュアル上手
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1. マニュアルとは
2.マニュアルの役割
3. マニュアルのつくり方
4.業務分析
8. 教育・訓練マニュアル
10. マニュアル・メーカー編
11. マニュアル文章
12. マニュアルの図解表現
13. マニュアル有効活用
14. マニュアル事例
15. マニュアル作成ツール
16. マニュアルセミナー
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7 危機管理マニュアル危機管理マニュアルの作成と整備−−リスクへの対応大震災で平時からの備えの重要性と必要性を再認識 3.11東日本大震災は,有事の発生に際しその直後からどのように対応してゆくか,平時からの備えの重要性と必要性を改めて認識させるものでした。
危機管理マニュアル−−◆危機の特定〜状況の把握〜理解〜対応と情報管理 危機管理(リスクマネジメント)は,テロ,事件,事故や災害などの危機的事態に対しての管理手法です。危機マニュアルは,企業や組織の経営理念や経営方針に基づく,危機的事態への対応の具体的な基準,行動指針です。その達成基準(where)は,「努力目標」や「あるべき姿」ではなく「責任限界」とするのが現実的です。 生死を分ける第一のステップは,とにかく冷静に行動できるかどうかだ。冷静さを保ち,現在地を動かない。衣服をチェックし,適正な体温を保つことが肝心だ。 少々大げさだが,恐怖は人を殺してしまう。パニックは人によってさまざまな形態を取る。たとえば,日頃都市部で暮らしている人が自然の中で遭難したとき,方向感覚を失い,普段理性的な人も不合理な行動を取る錯乱状態を「ウッズショック」と呼ぶ。こうした状態を含めて,多くの場合,本人がパニック状態を自覚することはない。そこで手遅れになる前に,自分をコントロールすることが必要だ。 そのためには,「STOP」という言葉を覚えておくといい。これは,Stop(やめる),Think(考える),Observe(観察する),Plan(計画する)を表している(表)。 優先順位をつける サバイバルの時には何をすべきか,完璧に順序立てられたチェックリストなどは存在しない。なぜなら,その時の周囲の状況や直面している健康状態によって変化するからだ。しかし,最初に行う手順は「STOP」だ(ただし,ケガの状態によっては,応急手当てが「STOP」よりも優先されることがある)。 ◆最悪の事態を想定最悪の事態を想定した対応策を考え,それの具体的実行手段を,明文化しい「危機管理マニュアル」とする。想定外を想定−ダイヤモンド5/14 状況ごとにベストを尽くす ◎新型インフルエンザ(パンデミック・フル)の世界的大流行への対策 「デイリー・メール」紙によると,英国では2011年冬,新型インフルが原因で535人が死亡しました。この数字は,同インフルが世界的に猛威をふるった2009年度の冬の犠牲者数474人を上回りました。
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