マニュアル(Manual)講座 −−新版作成中−− 伸びる企業はマニュアル上手
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ホーム > マニュアル講座 > 05 業務マニュアル | ・ PROFILE ・サイトマップ ・営業案内/お問い合わせ ・ ・ |
1. マニュアルとは
2.マニュアルの役割
3. マニュアルのつくり方
4.業務分析
8. 教育・訓練マニュアル
10. マニュアル・メーカー編
11. マニュアル文章
12. マニュアルの図解表現
13. マニュアル有効活用
14. マニュアル事例
15. マニュアル作成ツール
16. マニュアルセミナー
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05 業務マニュアルの作り方・生かし方
5−1 業務マニュアルは−− 「業務とは,組織体の使命や目的達成のために行われる仕事」と定義します。そして,業務(オぺレーション)マニュアルとは,『業務目的の達成にむけての,仕事(課業:タスク)の標準的な処理要領(Standard Procedure)――“何を,どのようにすればよいか”と,その処理過程(process)を説明・記述するドキュメント――』として,論を進めます。
@業務マニュアルの役割 企業では人事規定,文書管理規定,内務規定,就業規則,といった規則・規定を定めていますが,その多くは,「こうあるべき」との建前や,「こうすべき」との指針の提示にとどまり,「何のために,何を,どのように」といった具体性を欠きます。 A業務マニュアルの構成要素 業務マニュアルの基本的な記載要素は,対象業務について,その「使命と目的」,「達成基準」,「処理手順・方法」,「その他・特記事項」です。
業務マニュアルのつくりかた 業務マニュアルの作成手順は「こうすべきだ」,あるいは「こうしなければいけない」といった,原則や定石は,特にありません。といっても,いきなりマニュアル本文を書きはじめるのは設計図なしに家を建てるようなもので無謀です。 まず,「業務マニュア作成の目的」,「マニュアルに求められる機能(役割)は何か」,「使用者(読者)は誰か」「使用者(読者)が,マニュアルに求める要望は,どんなことか」といった,マニュアル作成の目的や前提条件を確認したうえで,マニュアル作成に取りかかるようにします。 @ 業務設計 ……マニュアルに盛り込む内容(項目)の検討 企画工程の情報に基づき,業務マニュアルで取り扱う内容(項目)を洗い出します。なお,業務マニュアル作成の場合は,対象業務(タスク)の洗い出しを行い業務体系を明らかにするとともに,業務遂行の目的,達成状況(水準)を確認します。
A 内容構成の検討(構成設計書の作成)業務マニュアルに盛り込む項目を検討し,その内容を構成設計書としてまとめます。 B 形態・基本様式の決定
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約四半世紀にわたりマニュアルづくりとその活用でのお手伝いさせていたいだいてきました。また,産業能率大学マネジメントスクールの「業務マニュアル作成講座」は,今年で25年目,開催回数61回を数え,延べ2000名超の皆さまに受講いただきました。 1 内容−テーマ ◆講演テーマ例(プログラム) ・マニュアル不要論を質す−「マニュアル否定論 vs マニュアル肯定論」 ◆アドバイス ・マニュアル診断(現在使用中のマニュアルの使いやすさ・妥当性など) 2 条件 ・謝金:1時間当たり1万円 ◎略歴−小林 隆一 1943年生まれ。産業能率大学講師,鹿児島国際大学教授を経て,現在経営コンサルタント。『マニュアル作成の実務』評言社刊,『マニュアルのつくり方・生かし方』PHP研究所,『「身の丈」を強みとする経営』日本経済新聞出版社刊,他著作多数。 日経文庫ビジュアルシリーズ− 『流通の基本』(日本経済新聞出版社刊)が4版が3刷となりました。 第1版を1994年7月に刊行し,世紀をまたぎ,今年で17年目のロングセラーとなりました。延べ発行部数も十数万部と,多くの方々にお読みいただき,感謝の気持ちで一杯です。特に大学で「流通」あるいは「マーケティング」のテキストとして採用されている事,著者としては望外の喜びです。 |
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