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風土記 − 県民性    (編集中)

  
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  静岡県は,日本のほぼ中央部に位置し,太平洋に面して東西155km,南北118km,7,779平方キロメートル。遠州灘,駿河湾,相模灘に沿った約500kmの海岸線,富士山など3000m級の山々からなる北部山岳地帯,天竜川,大井川,富士川と浜名湖などバラエティに富んだ自然,そして,春,夏,秋,冬と四季のはっきりした気候など,さながら日本の地勢・風土の縮図ともいえる。
 現在の静岡県にあたる地域は,江戸時代には,幕府の直轄地,旗本の知行地,諸大名の領地などが複雑にいりくんでいた。1871年(明治4)年の廃藩置県で,韮山県(伊豆),静岡県(駿河,遠江),堀江県(浜名湖北部)の3県が誕生した。その後,合併を重ね,浜松県は廃止され,静岡県と合併し,1876(明治9)年に現在の県域の静岡県が誕生した。 

  ・県内人口は3,765,007人です。(平成22年国勢調査結果,2010年(平成22年)10月1日現在)
 ・世帯数は約140万世帯,一般世帯における1世帯あたりの人員は2.69人です。

 全国に占める統計指標の割合が,人口は3%で全国10位,世帯数は,2.7%で全国10位,県内総生産が3.3%で10位と,ほぼ3%で全国平均に近いことにあります。また静岡県には,ほぼ同レベルの市場規模をもつ東部・中部・西部という三つの経済圏があり,かつ,それぞれのエリアの産業構造が異なることから,テストマーケティングの好適地とされている。


   県民性


 江戸時代までは3つの国に分かれていた。もともと現在の静岡市がある一帯は徳川家康との深いつながりもあって、幕府直轄だったし、東部の伊豆半島一帯、西部の浜松市や磐田市を中心とするエリアもそれぞれ別の国であった。それが明治維新、さらに廃藩置県の実施により1つの県になったのである。そうした歴史的事情もあってか、静岡県といっても旧伊豆国、西部の旧遠江国(遠州)、そして静岡市周辺の旧駿河国とでは、人々の気質も大きく異なっている。

 47都道府県の中で,昔から「10番目の県」といわれる静岡県。その平均的な地域性から,新商品のテスト販売地となることも多いところである。 静岡は暖かく,産物は,お茶,ミカン,久能山の石垣イチゴ,浜名湖の鰻と,バラエティに富む。こうした風土から,万事のんびりしていてお人好しで,おっとりした人間が多いという。反面,他者を押しのけてはい上がろうとの,ハングリー精神に欠けるとの指摘も聞かれる。

 なお,静岡は「川文化」といって,一つの川が枝分かれしていった先の地区の習慣がすべてちがう。例えば正月,静岡だけで地域別に11種類のしめ飾りがある。川文化の面目躍如である。

 伊豆,駿河,遠江では,気質は相当異なる。性格の明るさと積極性では駿河,伊豆の順。人間のよさでは伊豆,駿河,遠江の順といわれている。
遠州地方:浜松のある遠州地方には「ようし,やろうぜ」「やってやろう」という意味の「やらまいか」精神が浸透しており,その精神が多くのヤマハ,ホンダなど多くの起業家を生んだ。
 江戸時代の浜松藩は教育熱心な勤勉の風土があったという。東西の往来の要所にあり,文化をいち早く吸収する「先取り精神」に富んでいた。

駿河地方:清水の次郎長に代表されるような義理人情型。

伊豆地方:この地方の人柄をたとえて,人の良さ伊豆乞食(伊豆に行けば乞食も食うのに困らない,という意味)という。
その年亡くなった人の正月,巳正月とも呼ばれ,「みんま」は,愛媛独特の慣習である。
 この行事の由来に関しては,諸説あるが,有力な説としては,戦国時代,高縄半島を中心に勇猛を誇った武将たちの出陣の祈りで,生きて祝えないかもしれない正月を一足早く12月の巳の日に祝ったという説や,秀吉の朝鮮出兵の帰途,高浜町の海岸で,戦死した兵士を弔うために餅をつき,それを朝鮮に向けて供え,後で皆が竹に餅をさして食べた慣習が残ったのだという2つの説がある。  

強い“もの作り”生む風土

 浜松市を中心とする半径25km圏からは,トヨタ自動車,ホンダ,ヤマハなどの世界的企業が誕生した。加えて,光技術の浜松ホトニクス,シンセサイザーのローランドなど,専門分野で独自領域を確立した中堅企業も多い。この要因は,歴史と風土にある。
 江戸時代の浜松藩は教育熱心な勤勉の風土があった。東西の往来の要衝で,新しい文化をいち早く吸収する「先取り精神」が発達しており,江戸時代は綿花の生産や綿織物業,明治時代は自動織機やオルガンの生産と,常に時代の先端を行く産業が発展した。
 藩主が交代するたびに各地の文化や風習が伝わったことから,お隣の愛知県とは異なり,「よそ者」を排除しない感覚も根づいている。ヤマハを創業した山菜寅楠など,浜松の産業発展を支えたのは「よそ者」たちだ。
 浜松のある静岡県遠州地方には「ようし,やろうぜ」「やってやろう」という意味の「やらまいか」精神が浸透しており,その精神が多くの起業家を生んだ。


楽天−静岡県特産品
amazon−静岡県のグルメ


   地域経済


 静岡県経済は,海外経済の減速等により持ち直しの動きが緩やかになっている。先行きは為替市場の変動等から、製造業を中心に慎重な見方が増加している。

・個人消費は、持ち直している。

・設備投資は、持ち直している。

・海外拠点の拡充,整備が相次いでいる。

・生産は、全体としては横ばいとなっている。

・雇用情勢は、依然として厳しい状況が続いている。

4 産業

●自動車・同部品:自動車産業の一大集積地である。部品メーカーが集積し、自動車部品の製造品出荷額等は,全国の約1割を占める。

●二輪車・同部品:二輪車メーカー2社の国内主力工場が県西部浜松周辺に立地し,関連企業も浜松市を中心に多数集積している。二輪車の国内生産台数は,全国の約5割を県内で生産している。

●航空機関連産業

 航空機関連産業への参入支援が活発化している。

●電気・精密機械

 大手セットメーカー等の主力工場を中心として,関連の中小電気・電子部品メーカー等が多数集積している。




   地域区分


静岡県のエリア区分

西部地区 菊川町,小笠町,浜岡町,大東町,大須賀町,掛川市,森町,豊岡村,袋井市,磐田市,浅羽町,福田町,竜洋町,豊田町,天竜市,龍山村,春野町,佐久間町,水窪町,浜北市,浜松市,雄踏町,舞阪町,新居町,湖西市,三ヶ日町,細江町,引佐町

中部地区 富士川町,蒲原町,由比町,清水市,静岡市,岡部町,焼津市,藤枝市,島田市,大井川町,吉田町,榛原町,相良町,御前崎町,金谷町,川根町,中川根町,本川根町

富士地区: 清水町,小山町,御殿場市,裾野市,長泉町,富士市,芝川町,富士宮市

伊豆地区 熱海市,伊東市,東伊豆町,河津町,下田市,南伊豆町,松崎町,西伊豆町,賀茂村,土肥町,戸田村,沼津市,三島市,函南町,中伊豆町,大仁町,韮山町,伊豆長岡町,修善寺町,天城湯ヶ島町





県庁所在地:静岡市(   )




静岡県の大学

 ・静岡大学: (静岡市駿河区)
 ・浜松医科大学:(浜松市東区)
 ・静岡県立大学:(静岡市駿河区)
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静岡大の法科大学院、定員割れ,5割を下回る

 文部科学省の調査によると,静岡大の法科大学院は定員に占める入学者数の割合(充足率)が5割を下回った。

 文部科学省の発表によると,今春,学生を募集した法科大学院73校のうち,86%に当たる63校で入学者が定員を下回った。うち定員の半数に満たなかったのは35校で、前年度より14校増えた。

 定員に占める入学者数の割合(充足率)が最も低いのは神戸学院大の6%で、次いで東北学院大7%、駿河台大10%、来年度からの学生募集停止を決めた明治学院大13%が続いた。国立は新潟大、静岡大、島根大、香川大、鹿児島大の5校が5割を下回った。全体では前年度比9ポイント減の70%となった。

 一方、100%以上だったのは、一橋大、京都大、神戸大など10校で、国立大が大半を占めた。
  


   静岡の観光スポット


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