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風土記 −北海道の県民性    (編集中)

  
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 開拓者精神に集約

◆近世国名・藩名:蝦夷(えぞ)

 かつて,北海道は蝦夷ヶ島,蝦夷地と呼ばれていた。北海道には古くからアイヌの人々が住み,独自の文化と歴史を持って自然の恵みを中心とする生活を送っていた。そこへ青森県以南の和人(大和族)が移り住んだ。本格的な開発が始められたのは明治時代になってからである。明治19年から大正11年にかけての移住人口量は,別表に示されるように55万1036戸(約200万人)を数える。県別移住状況では青森県をトップに,新潟,秋田,石川と続く。このように北海道は,移住者によって形成された地域である。(出典:『民族学がわかる事典)
 
  北海道は四方を太平洋,日本海,オホーツク海に囲まれ,雄大かつ変化に富む山岳,広大な湿原,美しい景観の天然湖沼などにより形成されている。気候は亜寒帯性に属し,冬は内陸部で平均零下8度〜10度,積雪期間が長く河や湖などの多くは凍結する。梅雨や台風の影響はあまり受けない。
 四方を太平洋,日本海,オホーツク海に囲まれ,県域の総面積3,455.33平方キロメートル(うち北方領土5,036.14平方キロメートル)と,日本の総面積の約22%を占める。人口5,471,274人(557万1,770人(2012年12月 住民基本台帳)で日本の総人口の約4.4パーセント)。
 北海道の位置する東経139度20分〜148度53分、北緯41度21分〜45度33分は,世界ではアメリカ、ヨーロッパの主要都市とほぼ同位置にある。


 2010年10月実施の国勢調査の北海道の人口は, 総人口は 5,506,419人で,2005年国勢調査に比べ,121,318人減少(減少率 2.2%)。総世帯数は 2,424,317世帯で,2005年国勢調査2,368,892世帯に比べ,49,413世帯,増加(増加率 2.18%)。
1世帯当たりの人員は 2.21人で,2005年国勢調査の 2.31人に比べて 01人減少。


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   県民


江差追分の一節,
 「かもめの鳴く音にふと目をさまし
 あれが蝦夷地の 山かいな」
は,仕事や新天地を求めて,北海道へ渡ってきた人たちの心情を歌ったものだという。

 先住民族アイヌ維新政府は北海道開拓使庁を置いて屯田兵(とんでんへい)を送り込み,貧窮した外様藩の失業武士を続々と移住させて開 拓にあたった。こうした開拓の歴史を持っていることから,初期に訪れた移住者の故郷の習慣がお正月や,ほかの年中行事にも影響している。例えば,お雑煮な どは各家庭の先祖の故郷の味やつくり方を反映して,千差万別である。

 寒さとの苦難の戦いをきわめたという北海道の開拓史は,北海道の人々に耐える力と,過去の因襲,習慣にこだわることのない新進の気質を植え付けた。北海 道の人がもつ忍耐力は,日本海側の積雪地帯にみられる暗さやあきらめとは異なり,拘束されることを嫌い,自由でおおらか,,常に可能性を信じる前向きの積 極的にある。
 こうした進取の気性が「ドサンコ」を誕生させた。このことは,反面,新しがりや,大陸的でおうようとも受け取れる。また,総じて,女性のほうが男性よりが積極的だという。
 道産子作家・千石涼太郎氏(小樽市出身)は,道産子とうまく付き合うポイントは, 飾らず腹を割って自然体で接することと指南している。同年代なら基本的に割り勘。見栄を張った付き合いはしないこと。計算高いのもダメ。策を労すると嫌が られるばかり。そして,余計な口出し手出しをしないのが北海道流。恋愛は,策略をめぐらすより,素直にぶつかる方が好かれるということだ。

   こうすればうまくいく,道産子との交際術

 

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●北海道のイメージは白


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●会費制結婚式は、なぜ北海道で多く行なわれているのか


 現在北海道で行なわれる結婚式の80〜90%が、会費制結婚式と呼ばれる形式である。
 北海道に生まれ育った者には当たり前の形式が、北海道以外の地域からの出席者に驚かれる。出席者から多く寄せられる質問は、御祝儀と考えていた金額に領収書が出されることや、祝宴で両親が上座に座していることである。

 現在の会費制は、新郎新婦の上司や友人が発起人となり、親類や知人友人たちが会費を出し合って結婚する二人を祝う形式で行なわれている。披露宴は「祝賀会」と呼ばれ、発起人が主催者となって催される。したがって席順では、両親や親類は客として上座に、主催者である発起人は新郎の上司であっても末席に座している。その会鰯の受付では、発超人が定額の会費を徴収し、式次第や席次などが記載されたしおりが顧収書を兼ねて渡される。

 こうした会費制の形式は、北海道でも開拓当初から行なわれたわけではない。昭和30年代までの婚姻は、生活習慣を同一にする国衆や同宗派同士などの結びつきが多くみられた。その婚姻儀礼では母村の習俗にしたがって、ソイヨメを付き添いとしたり、人家の際のかがり火や出立ちの儀礼が行なわれた。儀礼の多くは、酒入れ→嫁方での立ち振る舞い→近迎え→婿方の披露の手順で行なわれ、時には数日におよぷこともあった。

 一方、大正期から戦前にかけて、主として農家の生活改善が推奨され、戦後は各地で盛んになった新生活連動の「冠婚葬祭の簡素化」が推し進められた。市町村ではこの運動を推進するため、幾度も生活改善寒行姿垣などの選定につとめ、広報などを通じてその尊及を図った。
 簡素化を図って定められた婚礼の項目は、@新郎は式服を新調しないこと、A会費は200円程度とし、手料理とすること、B披露の時間を二時間以内とすること、C引き出物をださないこと、などである (昭和26年本別町「生活改善実践要綱」)。

 しかし、人々の儀礼や贈答を重んじる習慣は容易に変えられなかった。当初の冠婚葬祭の簡素化運動は、北海道各地で挫折している。

 そのため、まず役場職員や教職員などの結婚から、この形式が取り入れられた。役場の会議室などに、嫁方、婿方の親類知人が一堂に介して祝宴が行なわれ、時代に応じた会費が定められた。同年代は、北海道内の移住二・三世代目の婚姻期にあたり、通婚圏の拡大にともなって、家ごとに伝承されていた母村の習俗がしだいに希薄になりつつあった。この会費制結婚式が受容された背景には、北海道地域会社が母村を異にする人々で形成されたため、伝統的な儀式を強く拘束する歴史的集積をもたなかったことがあげられよう。

 また、同時代に地域の公民館などの建設が促進されたこともあって、簡素化への環境が整い始めた。こうして会費制がしだいに普及していった。
 現在は豪華な会場に200名を超える出席者と、1万円以上の会費で祝賀会が催されるなど、簡素化とは逆方向の傾向もみられるが、会費制という形式は定着している。                
        出典:『民族学がわかる事典』 新谷尚紀編著   日本実業出版社 p212〜p213
 



   地域区分


 「道(どう)」の起源は,701年制定の大宝律令に遡る。この律令制の中で,日本の地方統治の体制として58(のち855)の「国」が置かれ,後に「国」は「州」とも呼ばれるようになった。こうした歴史は,9カ国が置かれた「九州」(現在は7県),4カ国が置かれた「四国」などの地名としていまも残っている。
 北海道は,「蝦夷」と呼ばれ,こうした「国」や「道」体制の外にあったが,明治2年,政府は,「蝦夷」に11カ国(石狩,胆振,渡島,後志,天塩,日高,十勝,北見,根室,千島)を置き,この地を「北海道」と名付けた。


         出典:北海道HP http://www.pref.hokkaido.lg.jp/


http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/rkr/grp/03/H22ishikariplan.pdf

石狩地域
 石狩地域の区域は、次の6市1町1村。札幌市(中央区、西区、手稲区、南区,豊平区、白石区、厚別区、清田区,北区、東区)、江別市、北広島市、新篠津村)、石狩市)、当別町,恵庭市、千歳市

 石狩地域は、北海道の中央部に位置し、石狩川流域に広がる石狩平野を中心とし、北西部は日本海に面し、変化と景観に富んだ海岸線を持ち、南西部は恵庭岳を主峰とする山岳地帯と支笏湖がある。中央部は行政、経済、文化の都市機能が集積し、札幌市を中心とした大都市圏を形成しているほか、石狩市厚田区・浜益区、新篠津村では、農山漁村地域を形成している。
人口は、平成17年国勢調査によると2,310,015人で、道全体の41.0%となっている。また、平成12年国勢調査と比較すると、全道では減少している一方で、この地域では3.0%の増加となっている

渡島・檜山地域
 渡島・檜山地域の区域は、、次の2市16町。函館市、北斗市、松前町、福島町、知内町、木古内町、七飯町、鹿部町、森町、八雲町、長万部町、江差町、上ノ国町、厚沢部町、乙部町、奥尻町、今金町、せたな町

 渡島・檜山地域は、北海道の南西部に位置し、東は太平洋、西は日本海、南は津軽海峡に面しており、津軽海峡を挟んで、青森県と隣接している。また、中央部には常時観測火山駒ヶ岳があり、山麓の大沼・小沼・蓴菜沼の3湖沼を含む一体は「大沼国定公園」に指定されている。このほか、「松前・矢越」、「恵山」、「檜山」の3つの道立自然公園があり、風光明媚な自然環境を形造っている。
人口は、平成17年国勢調査によると496,431人で、道全体の8.8%となっている。また、平成12年国勢調査と比較すると3.9%の減少となっており、全道に比べ減少幅が大きくなっている。

http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/rkr/grp/03/H22shiribeshiplan.pdf
後志地域
 後志地域の区域は、次の1市13町6村。小樽市、仁木町、余市町、赤井川村、積丹町、古平町,岩内町、共和町、蘭越町、寿都町、黒松内町、島牧村、泊村、神恵内村、倶知安町,京極町、喜茂別町、留寿都村、ニセコ町、真狩村

後志地域は、北海道の人口が集積する札幌圏の南西部に位置し、北部西部は日本海に面し、東部は石狩地域、南は西胆振地域に接するとともに、渡島半島(渡島地域・檜山地域)に隣接している。
羊蹄山の一帯は「支笏洞爺国立公園」、ニセコ山系一帯と積丹半島から後志北部にかけての海岸線は「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」、さらに、後志地域南端の狩場山一帯と、それに続く弁慶岬までの海岸線は「狩場茂津多道立自然公園」にそれぞれ指定されており、変化に富んだ美しい海岸線や、高山植物や湿原植物群落といった貴重な植物などが分布するなど、優れた自然を有している。
人口は、平成17年国勢調査によると250,066人で、道全体の4.4%となっている。また、平成12年国勢調査と比較すると4.8%の減少となっており、全道に比べ減少幅が大きくなっている。

空知地域
 空知地域の区域は、次の10市14町。岩見沢市、三笠市、美唄市、南幌町、月形町、浦臼町,滝川市、芦別市、赤平市、砂川市、歌志内市、深川市、新十津川町、上砂川町、奈井江町,妹背牛町、秩父別町、雨竜町、北竜町、沼田町,夕張市、由仁町、長沼町、栗山町

◎ 地域の概況
(1) 地勢及び人口
空知地域は、北海道の中央部よりやや西方に位置する内陸地帯で、中央を石狩川が縦走し、南西部にかけて豊かな石狩平野が広がっている。また、「暑寒別天売焼尻国定公園」、「富良野芦別道立自然公園」、の2つが自然公園に指定されている。
人口は、平成17年国勢調査によると365,594人で、道全体の6.5%となっている。また、平成12年国勢調査と比較すると5.4%の減少となっており、全道に比べ減少幅が大きくなっている。

◎ 産業の概況
@ 産業の特色
この地域では、農業が基幹産業であり、大規模な稲作を中心とし、地域の条件に応じて野菜や花きなどを取り入れた多様な農業が展開されている。また、食品産業や農業機械、電気機械など幅の広い業種の製造業が立地しているほか、地域内に多くの工業団地を有しており、基盤技術産業や先端技術産業などの企業立地を促進している。
さらに、札幌圏や旭川圏に近い地理的優位性や交通アクセスの利便性から「日帰り圏」として多数の観光客が訪れている。

A 事業所数
平成18年の事業所数は16,128所で、平成13年からの減少率は8.4%となっている。産業別の事業所数を見ると、卸売・小売業の割合が24.9%と最も多く、次いで、サービス業、飲食店・宿泊業、建設業の順であり、この4産業で全体の69.8%を占めている。
3 雇用開発促進地域の該当要件
(1) 地域の一体性
空知地域は、北海道の中央部からやや西方に位置する内陸地帯で、中央を石狩川が縦走し、南西部には広大な石狩平野が広がる地理的に連続した地域であり、南北に縦断するJR函館線等の鉄道や、国道12号、道央自動車道などを基幹として多くの国道や主要道道で結ぶ道路網により交通ネットワークが構築されており、岩見沢市、滝川市などの中心都市へ、鉄道や自動車など通常の方法により通勤する場合に要する時間は、概ね2時間以内となっている。
 この地域では、人口と事業所が集積する岩見沢市、美唄市、砂川市、滝川市、深川市が南北に並び、これらの市相互とその周辺地域で生活面・経済面の結びつきや交流があり、地域内の市町村は広域市町村圏を形成して観光や地域振興などの共同事業を行っているほか、農業分野では農協合併や集出荷体制の広域化、統一ブランド化などが進んでいる。



◆上川地域
 上川地域の区域は、次の4市17町2村。旭川市、富良野市、鷹栖町、東神楽町、当麻町、比布町、愛別町、上川町、東川町
美瑛町、上富良野町、中富良野町、南富良野町、占冠村,名寄市、士別市、下川町、美深町、音威子府村、中川町、和寒町、剣淵町,幌加内町

◎ 地域の概況
(1) 地勢及び人口
上川地域は、北海道のほぼ中央に位置し、中央を大雪山系、北を天塩山系と北見山系、更に南を夕張山系と日高山系が走行し、それぞれ広大な上川、名寄、富良野の各盆地を形成している。
「大雪山国立公園」は日本最大の国立公園で、旭岳を主峰とする大雪山連峰を中心とした原始性豊かな自然公園で、高山植物や希少な鳥獣類の生息地となっているほか、山麓は豊富な温泉が湧出しており、温泉地を形成している。
人口は、平成17年国勢調査によると535,480人で、道全体の9.5%となっている。また、平成12年国勢調査と比較すると2.2%の減少となっている。

◎ 産業の概況
@ 産業の特色
この地域では、稲作や野菜、畑作など道内でも有数の農業地帯となっているほか、豊富な森林資源を活用したパルプ、紙・紙加工品、木材・木製品製造業をはじめ、食料品製造業や、窯業・土石製品など、地域資源を活用した製造業が発展しており、特に家具・装備品製造業では「旭川家具」のブランドによる産地が形成されている。
また、大雪山などの山岳地域や富良野盆地に展開する美しい丘陵風景、歴史ある温泉観光地、旭山動物園などを有し、多くの観光客が訪れ、最近では、アウトドアスポーツや農業体験など参加型観光も盛んになっている。
A 事業所数
平成18年の事業所数は25,018所で、平成13年からの減少率は8.1%となっている。産業別の事業所数を見ると、卸売・小売業の割合が25.3%と最も多く、次いで、サービス業、飲食店・宿泊業、建設業の順であり、この4産業で全体の69.1%を占めている。

◆北海道留萌・宗谷地域

留萌・宗谷地域の区域は、次の2市14町2村。留萌市、増毛町、小平町、苫前町、羽幌町、初山別村,稚内市、幌延町、猿払村、豊富町、礼文町、利尻町、利尻富士町、遠別町、天塩町,浜頓別町、中頓別町、枝幸町(

◎ 地勢及び人口
留萌・宗谷地域は、北海道の最北部に位置し、北は宗谷海峡を経てサハリンを臨み、東はオホーツク海、天塩山地、西は日本海に面した南北に細長い豊かな自然に囲まれた地域である。また、「暑寒別天売焼尻国定公園」、「利尻礼文サロベツ国立公園」や、サロベツ原野をはじめとする多くの原生花園や宗谷丘陵、利尻富士など風光明媚な自然環境を型造っている。
人口は、平成17年国勢調査によると137,162人で、道全体の2.4%となっている。また、平成12年国勢調査と比較すると6.5%の減少となっており、全道平均の減少率(1.0%)より減少幅が大きくなっている。

◎ 産業の概況
@ 産業の特色
この地域は、北部の酪農・畜産、南部の稲作・畑作など地域の特性に応じた農業、ホタテガイやエビなど海域ごとに多様な魚種を対象とした漁業などの一次産業を基幹産業とし、水産加工業を主体とする食料品製造業や観光産業などに支えられて発展してきた。
また、風が強いといった気象条件を利用し、風力発電施設の立地が進み、風力エネルギーの一層の活用に向けた取組や、サハリン州と隣接している地理的特性を活かし、サハリンとの文化・経済など国際交流の積極的な取組が行われている。
A 事業所数
平成18年の事業所数は8,245所で、平成13年からの減少率は7.7%となっている。産業別の事業所数を見ると、卸売・小売業の割合が24.2%と最も多く、次いで、サービス業、飲食店・宿泊業、建設業の順であり、この4産業で全体の70.4%を占めている。

◆オホーツク地域
 オホーツク地域の区域は、次の3市14町1村。網走市、斜里町、清里町、小清水町、大空町、北見市,北見市、訓子府町、置戸町、佐呂間町、遠軽町、湧別町、美幌町、津別町,北見公共職業安定所管轄),紋別市、滝上町、興部町、西興部村、雄武町(

◎ 地域の概況
(1) 地勢及び人口
オホーツク地域は、北海道の東北端に位置し、西部を南北に北見山脈、南部を東西に千島火山帯(阿寒及び知床連峰)が走り、北東部オホーツク海に接しており、周囲を山と海に囲まれている。
世界遺産に登録されている「知床国立公園」をはじめ、「網走国定公園」など風光明媚な自然が豊かであり、冬には沿岸部が流氷で覆われるという特色を有している。
人口は、平成17年国勢調査によると324,849人で、道全体の5.8%となっている。また、平成12年国勢調査と比較すると4.0%の減少となっており、全道に比べ減少幅が大きくなっている。

◎ 産業の概況
@ 産業の特色
この地域では、全道一大規模な玉ねぎ生産をはじめ、麦、てん菜、馬鈴薯などの畑作と酪農を主体として、気象や土地条件などの違いにより地域ごとに特色ある農業、カラマツなどの森林資源を活かした林業、ホタテガイやサケなどの漁業といった多様な一次産業が展開されている。
また、製造業では、農林水産資源を活用した食料品や木材・木製品など地場産業が主体であるが、携帯電話の発達・普及による電気機械器具等の占める割合も高くなっている。


◆胆振・日高地域

胆振・日高地域の区域は、次の4市14町。室蘭市、登別市、伊達市、壮瞥町、洞爺湖町、豊浦町,苫小牧市、安平町、厚真町、むかわ町、白老町、日高町、平取町,浦河町、様似町、えりも町、新ひだか町、新冠町

◎ 地域の概況
(1) 地勢及び人口
胆振・日高地域は、北海道の中央南部に位置し、太平洋に面した半環状に伸びた地形となっている。支笏洞爺国立公園に指定されている洞爺湖周辺では、有珠山、昭和新山など国際的にも重要な火山地形があり、「洞爺湖有珠山ジオパーク」として平成21年に「世界ジオパーク」に認定されている。また、樽前山周辺では、樽前山と支笏湖が森林と湖の静かな景観を形成している。さらに、北海道の中央から南に向って走る日高山脈や雄壮な海岸景観などを有する襟裳岬は日高山脈襟裳国定公園に指定されている。
人口は、平成17年国勢調査によると508,046人で、道全体の9.0%となっている。また、平成12年国勢調査と比較すると2.4%の減少となっており、全道の減少率(1.0%)より減少幅が大きくなっている。

◎ 産業の概況
@ 産業の特色
この地域では、石油精製、紙・パルプ、鉄鋼・自動車部品製造業が集積しているほか、PCB廃棄物処理事業関連施設や、使用済み自動車のリサイクル関係工場の建設が進められるなど、高度な技術力を活かした中で、環境・リサイクル関連産業の拠点形成が進んでいる。
また、稲作や酪農、全国一を誇る軽種馬などの農業、ナラ、カンバ、アオダモなどの森林資源を活かした林業、ホタテガイの養殖やコンブ、サケ等を中心とした漁業など、多様な一次産業も展開されている。
A 事業所数
平成18年の事業所数は25,348所で、平成13年からの減少率は9.3%となっている。産業別の事業所数を見ると、卸売・小売業の割合が23.7%と最も多く、次いで、サービス業、飲食店・宿泊業、建設業の順であり、この4産業で全体の69.8%を占めている。


◆十勝地域

 十勝地域の区域は、、次の1市16町2村。帯広市、音更町、士幌町、上士幌町、鹿追町、新得町、清水町、芽室町、中札内村
更別村、大樹町、広尾町、幕別町、池田町、豊頃町、本別町、足寄町、陸別町、浦幌町

◎ 地域の概況
(1) 地勢及び人口
十勝地域は、北海道の南東部に位置し、太平洋を背に、周囲を大雪山国立公園、阿寒国立公園、日高山脈襟裳国定公園に囲まれ、内陸部の広大な十勝平野には扇状地や段丘が広がっている。
人口は、平成17年国勢調査によると354,146人で、道全体の6.3%となっている。また、平成12年国勢調査と比較すると1.0%の減少となっており、全道の減少率と同率となっている。

◎ 産業の概況
@ 産業の特色
この地域では、豊富な土地資源を活用した日本を代表する畑作や酪農などの農業、カラマツなどの森林資源を活かした林業、サケ、シシャモなどの沿岸漁業など、多様な一次産業が展開されている。
製造業では、基幹産業である農業を背景として、地域の恵まれた農畜産物を利用した食料品製造業や、農業機械製造業など関連産業が集積している。また、積雪が少なく寒冷な気象条件を利用して、自動車産業のテストコースが立地しているほか、産学官連携による十勝産農畜産物の高付加価値化や新技術開発を目指した共同研究等などが取り組まれている。


A 事業所数
平成18年の事業所数は17,747所で、平成13年からの減少率は5.7%となっている。産業別の事業所数を見ると、卸売・小売業の割合が25.0%と最も多く、次いで、サービス業、飲食店・宿泊業、建設業の順であり、この4産業で全体の70.1%を占めている。


◆釧路・根室地域
釧路・根室地域の区域は、次の2市10町1村。釧路市、釧路町、厚岸町、浜中町、標茶町、弟子屈町、鶴居村、白糠町,根室市、別海町、中標津町、標津町、羅臼町

◎ 地域の概況
(1) 地勢及び人口
釧路・根室地域は、北海道の東端に位置し、北部は比較的標高の高い千島火山群を境としてオホーツク圏に接し、西部は十勝支庁に、南部・東部は太平洋、オホーツク海に面する釧根台地と称される標高20〜80mの広大な丘陵地帯が広がっている。
また、世界自然遺産の「知床国立公園」をはじめ、「阿寒国立公園」、「釧路湿原国立公園」の3つの国立公園があり、さらに「厚岸」「野付風蓮」「斜里岳」の3つの道立自然公園、「釧路湿原」「厚岸湖・別寒辺牛湿原」「霧多布湿原」「野付半島・野付湾」「風蓮湖・春国岱」の5カ所のラムサール条約登録湿地がある。
人口は、平成17年国勢調査によると345,948人で、道全体の6.1%となっている。また、平成12年国勢調査と比較すると4.7%の減少となっており、全道の減少率(1.0%)より減少幅が大きくなっている。

◎ 産業の概況
@ 産業の特色
この地域では、サンマやサケなど、豊かな水産資源に恵まれた漁業や、大規模な草地型酪農を主体とした農業を基幹産業とし、豊富な森林資源を背景とした製紙業、水産加工を主体とした食料品製造業、飲料・飼料製造業など地域の資源を活用した産業が展開されている。また、雄大な景観と豊かな自然環境を持ち、多くの観光客が訪れる地域でもある。
A 事業所数
平成18年の事業所数は18,388所で、平成13年からの減少率は10.9%となっている。産業別の事業所数を見ると、卸売・小売業の割合が24.7%と最も多く、次いで、サービス業、飲食店・宿泊業、建設業の順であり、この4産業で全体の68.2%を占めている。







宗谷:
留萌:
空知:
石狩:
根室:
十勝: 西
日高:
石狩:
後志:
檜山:
胆振:
渡島:
上川:
オホーツク:
根室:
釧路:

選挙区

 北海道議会議員の選挙区(http://www.gikai.pref.hokkaido.lg.jp/file.jsp?id=274426

道庁所在地:札幌市

人口:人口:1,915,542人,世帯数889,934 (2011年4月1日現在)  面積:1,121.12平方キロメートル  年間平均気温:19度 。

 札幌の名の語源については,アイヌ語の「サリ・ポロ・ペッ」(その葦原が・広大な・川)とする説と,「サッ・ポロ・ペッ」(乾いた・大きな・川)とする説がある。
 近代以前は松前藩の所領地であった。1869年に設置された開拓使は札幌を本府建設地と定め,「上から」形成された官の都市として発展してきた。
 1922(大正1)1年の市制施行以来,近隣町村との度重なる合併・編入によって,市域・人口を拡大してきたが,1970(昭和45)年には人口が100万人を突破し,2年後の1972(昭和47)年に政令指定都市へ移行した。

 札幌や小樽は,食品や家庭用品のメーカーが新製品に対する消費者の反応を調べる際,テストマーケティングの場となる機会が多い。これは「北海道が独立した経済圏で 所得や生活水準 ,年齢構成などが日本全体の縮図になっている」ことによる。 

◎創造都市−札幌

 文化芸術の多様な表現に代表される創造性を活かし、産業振興や地域の活性化などのまちづくりを進めている都市は「創造都市(Creative City)」と呼ばれ,近年の都市戦略モデルとして注目されている。

 札幌市は,創造都市を都市戦略として位置付け、積極的に取り組んで行る。
 ・札幌市にある既存の魅力資源を市民・企業の創造性を活用し再生する
 ・既存の魅力資源を効果的に活用し観光や経済などにおける交流人口の増加につなげる
 ・多様な交流により生まれる新たな創造性を育む環境を整備する

⇒⇒創造都市さっぽろについて

すすきの

 約4,500店ともいわれる飲食店や娯楽施設がひしめく歓楽街。「ラーメン横丁」など,北海道を代表する味覚スポットも数多い。 名前の由来には二つ説があり,一つは開拓当初この地は薄(すすき)の野原だったというもの。もう一つは,明治4年薄野遊廓の工事をした薄井竜之の名にちなんだという説がある。 かつて遊廓があった場所は,今でも深夜になるほど賑うナイトスポットとして,全国にその名がとどろいている。。また,天然温泉を楽しめるサウナやホテルも人気。

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┗■ 北海道神宮  
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札幌市中央区の北海道神宮は、初詣に訪れる人が道内で最も多く、1日は、雪が降る中、朝早くから家族連れなどが次々に訪れています。
訪れた人たちは、拝殿の前で手を合わせてことし1年の家内安全や無病息災などを祈っていました。境内では、絵馬に志望校への合格や家内安全などの願いごとを書く人や、おみくじでさっそくことしの運勢を占う人たちの姿もみられました。


北海道の大学

 ・北海道大学: (札幌市北区)
 ・北海道教育大学:(札幌市北区あいの里)北の大地から未来に向かう教育・人間・文化を発信
 ・公立はこだて未来大学:(函館市亀田中野町)
 ・北海道薬科大学:(小樽市桂岡町)薬剤師がつなぐ 人,街,未来。
 ・小樽商科大学:(小樽市緑3丁目)
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ミサワG 高齢者住宅で服薬管理 北海道薬科大と協定締結
 ミサワホームグループで介護・福祉事業を展開するマザアス(東京都新宿区、吉田肇社長)は,北海道尚志学園北海道薬科大学と薬剤師業務で連携協定を結んだ。マザアスが運営するサービス付き高齢者向け住宅「マザアス札幌」で同大学学生のインターンシップを受け入れたり、入居者向けに服薬指導を行ったりする。薬剤師の育成や地域医療の充実を目指す。 [ 2012年04月27日]

小樽商科大学 アメリカンフットボール部員の男女9人が、急性アルコール中毒
 5月7日夜、小樽商科大学グラウンドで、飲酒をしていた同大アメリカンフットボール部員の男女9人が、急性アルコール中毒とみられる症状で病院に搬送された。うち、札幌市在住の1年の男子部員(19)が心肺停止状態。1年生の男子部員2人が一時、意識不明となった。9人中7人が未成年だった。
 

 北海道警は5月24日、小樽市の小樽商科大の学内で7日に飲酒し、急性アルコール中毒で意識不明の重体となったアメリカンフットボール部の1年生の男子学生(19)が死亡したと明らかにした。

 道警や大学によると、アメフット部員75人が7日午後3時ごろから大学のグラウンドでバーベキューをして飲酒。死亡した学生ら未成年を含む男女9人が急性アルコール中毒となり、病院に運ばれた。

 学生は市立病院で治療を受けていたが24日午後10時30分、死亡した。


  




 

   地域特性

●地勢・気候


 北海道は四方を太平洋,日本海,オホーツク海に囲まれ,雄大かつ変化に富む山岳,広大な湿原,美しい景観の天然湖沼などにより形成されている。

 気候は気候は冷涼低湿で,梅雨や台風の影響をあまり受けない。県本土の年間平均気温は17,18℃で,年間降水量は2200mm,温暖多雨の気候である。一方,種子島,屋久島から奄美群島にかけては年平均気温19〜22°Cで,年間降水量2300mmと亜熱帯気候に属する。

主な都市の気温と降水量(平成20年)

場所

平均気温(度)

降水量(ミリメートル)

札幌

9.4

1,028.5

旭川

7.3

883.0

稚内

7.0

905.5

網走

6.9

674.5

釧路

6.7

1,127.0

室蘭

9.2

951.0

函館

9.8

1,184.5

<p>         (財)気象業務支援センター「アメダス観測年報」「気象庁年報」より

●海流

  




●自衛隊の「城下町」−北海道

北海道は四方を太平洋,日本海,オホーツク海に囲まれ,雄大かつ変化に富む山岳,広大な湿原,美しい景観の天然湖沼などにより形成されている。かつて,北 海道は蝦夷ヶ島,蝦夷地と呼ばれていた。気候は亜寒帯性に属し,冬は内陸部で平均零下8度〜10度,積雪期間が長く河や湖などの多くは凍結する。梅雨や台 風の影響はあまり受けない。
 四方を太平洋,日本海,オホーツク海に囲まれ,県域の総面積3,455.33平方キロメートル(うち北方領土5,036.14平方キロメートル)と,日 本の総面積の約22%を占める。人口557万1,770人(2008(平成20)年3月31日 住民基本台帳)で563万2,133人で日本の総人口の約 4.4パーセント,世帯数261万7,825世帯(08(平成20)年3月31日 住民基本台帳)。




 

出典:北海道HP http://www.pref.hokkaido.lg.jp/overview/toukei.htm


 






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   北海道の都市


旭川市  


 本市は、明治23年に上川郡に旭川村、永山村、神居村の3村が置かれ、明治24年から開発の尖兵として屯田兵が入植し、旭川は上川の中心として開拓が進められた。 明治31年には鉄道が開通、明治33年には旭川村から旭川町に改称され、札幌から第7師団が移駐するなど、産業・経済の基盤が成立し、道北の要となった。大正11年8月市制施行、昭和30年から近隣町村との合併が進み、昭和45年に人口30万人、昭和58年には人口36万人を超え、北海道では札幌に次ぐ第2の都市となった。
 平成9年2月旭川空港2,500m滑走路が供用開始されるなど、北北海道の中核都市のみならず、道北・道東地域の商業流通の拠点都市として着実に発展を遂げている。  平成12年4月1日、道内初の中核市に移行した。
 
  
  
  
 









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