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なるほど徳島 − 県民性    (編集中)

  
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 独自の歴史と文化,伝統を築き上げる

  ◆近世国名・藩名:阿波
 

  徳島県の人口は,784,998人(H23,1,1),世帯数は,302,498世帯(H23,1,1)です。本県は,四国の東部に位置し,東は紀伊水道に面し,北は香川県,南高知県,西は愛媛県に接している。山地が多く,全面積4,144平方キロメートルの約8割を山地が占めています。
 県内の最も高い山は四国山地中の剣山で、標高1,955メートル、四国第2の高山です。その剣山を中心とした剣山地は県を南北に分ける分水嶺で、その北方を流れる吉野川は水源を遠く高知県に発し、本県に入って大歩危・小歩危の深い峡谷を作り、三好市から東に転じ、東流するにしたがって広く、くさび形の徳島平野をつくっています。

 吉野川の北、讃岐山脈は一般に低く、山麓は扇状地が発達し、土地は高く、吉野川下流の低地は勝浦川及び那賀川下流の低地と共に広く水田地帯となっています。分水嶺の南斜面山地は豊富な森林地帯となっており、広い平地は少なく、阿南市以南では山地が直接海にせまった岩石海岸で、海は深く、港湾に適した地形となっています。

 古代,忌部氏が,吉野川流域を開拓したとき,粟がよく実ったことから,この地域を粟の国といい,一方南の勝浦,那賀,海部三郡のあたりを長(なが)の国と呼ぶようになったと言い伝えられています。大化の改新により,これらの国を併せて阿波の国と呼ぶようになりました。

 千葉県の安房地方は,阿波国の海洋部族である斎部氏が移民して新たな国を造ったととの史実がある。つまり,千葉県人の先祖は徳島県人ということだ。これを裏付けるものとして,両地方の地名や方言にも共通性がみられます。

 大阪には「阿波屋」という屋号が多い。これは,古くから当地と大阪との間に交易が行なわれたことの名残です。こうした商業の長い歴史を背景に,徳島商人は,抜け目なく勤勉・実利に富むといわれています。




  


  

   地域区分


 徳島県は県域の東・南側が太平洋に面している。そして,四国最長の吉野川が中央部を東西に貫くように流れている。日常,大海・大河に接しながら暮らしている人々には、のどかというか、開放的で明るい気質が培われる。



(地域区分)         (地域の範囲)   
徳島市及び名東郡: 徳島市及び佐那河内村
鳴門市        : 鳴門市
阿南市、小松島市及び勝浦郡:阿南市、小松島市、勝浦町及び上勝町
吉野川市:吉野川市
名西郡:石井町及び神山町
那賀郡:那賀町
海部郡:美波町、牟岐町及び海陽町
阿波市及び板野郡:阿波市、松茂町、北島町、藍住町、板野町及び上板町
美馬市及び美馬郡:美馬市及びつるぎ町
三好市及び三好郡:三好市、東みよし 

■山・川・島

主な山岳

剣山 1,954.7 メートル
三嶺 1,893.4 メートル
一の森 1,879.6 メートル
矢筈山 1,848.5 メートル
主な河川 吉野川   194 キロメートル
那賀川   125 キロメートル
主な島 大毛島 7.26 平方キロメートル
島田島 5.71 平方キロメートル
高島 2.59 平方キロメートル
大島 1.76 平方キロメートル
伊島 1.45 平方キロメートル


●県庁所在地-徳島市

  

 徳島市は、徳島県の東部に位置し、吉野川とその支流がつくり育てた三角州に発達した人口約26万人の県都です。地方の中核的都市として、産業をはじめ、政治、経済、文化、教育、情報といったさまざまな面において高い集積があります。
 四国一の大河・吉野川をはじめ市内を縦横に流れる大小の川と優美な眉山の緑は、住む人に安らぎを与え、訪れる人をいやします。また、阿波おどり、人形浄瑠璃、藍染・阿波しじら、木工製品、すだちなど、徳島の風土と歴史が育んだ個性的な文化を有してます。
 まちは天正年間に蜂須賀家政が阿波に入国し、城郭を築いたのが始まりで、蜂須賀14代の治世のもと、阿波の政治・経済の中心として栄えました。明治22年に市制を施行。大正末期には周辺町村を編入し市域を拡大しました。
 現在では、神戸鳴門ルートと四国縦貫・横断道の結節点として、近代産業の育成や、高速情報化時代に対応した都市づくりに取り組んでいます。

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┗■ 徳島市に映画館オープン 「県庁所在地になし」“汚名返上”

 2012年4月,東京のアニメ制作会社「ユーフォーテーブル」(近藤光社長)が,徳島市東新町の商店街内にアニメ映画主体に上映する常設の映画館「ユーフォーテーブルシネマ」をオープンさせた。同市での映画館復活は約6年ぶり。全国の県庁所在地で映画館がないのは奈良と徳島だったが、同館オープンにより、徳島は“汚名”を返上した格好だ。

 同社の近藤社長は徳島出身で、同市に制作スタジオも開設しており、「アニメ映画館で元気がない商店街に活気を」と計画した。
 映画館は2スクリーン100席を備え、アニメショップも誘致。通常の邦画や洋画のロードショー作品も交えながら、人気アニメ作品を中心に上映する。




   県民性


 

 「思いがけないお金が手に入ったらそれぞれどうするか」というたとえで,四国4県の県民性を考えてみる。質素倹約を旨とする徳島の人々は「がっちり貯金する」,「これを元手にして何倍かに増やそうとする」のが商売上手の愛媛県民,無頓着に「そのまま何かに使う」香川県民と,「それにいくらか足して酒を飲む」高知県民と,いうわけである。
  また,嫁取りに関するタトエとして,「讃岐男と阿波女」がある。養子をとるならやさしい讃岐の男を,嫁にもらうなら働き者であいそのよい阿波の女を,という意味である。

 こうしたタトエ話が示すように,徳島県には合理的で実行力を尊び,勤勉・実利を尊び,お金をコツコツ貯める,という気風が強い。
 県内を細分化してみると,阿波地方の人々は 人当たりはいいが,したたかで抜け目がない。県南地方の人は,人付き合いは不器用だが,親切との地域性を持つという。

 なお,質素・倹約のストレスのはけ口が,“阿波踊り”だ,との説もある。 


●阿波踊りの由来

 阿波踊りの起源についての,有力な起源説は,次の三つである。
1 築城起源説
 天正15年(1587年)に蜂須賀家政によって徳島城が落成した時,その祝賀行事として城下の人々が踊ったのが阿波踊りの始まりとする説。

2 風流踊り起源説
 阿波踊りの特色である組踊りが,能楽の源流をなすといわれる「風流」 の影響を強く受けているといわれる。
3 盆踊り起源説
 阿波踊りが旧暦の7月に行われた盆踊りであるというもの。



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●徳島の方言

 

 徳島県は四国東部に位置することから,古くから文化、経済面で上方(かみがた)文化の栄えた京阪方面との関係が深かった。こうしたことから方言は,四国の他の県と比べて上方文化のあった近畿地方の影響を強く受けている。
・全体的にやわらかく、のんびりしているのが阿波弁の特徴である。
『へらこい』⇒打算的で,抜け目がない。
『あるでないで』⇒ありますよ。
『ほなけん』⇒だから(肯定的)
『ほなけんど』⇒だけど(否定的)
『おちんこま』⇒正座のこと。
  いやらしい言葉ではない。
「ホレ」 ⇒バカ『書き込み中』




●ランキング・ベスト&ワースト

 

 かつて阿波国は日本一の藍の産地であったが,大正から昭和にかけて藍作農家は激減した。第二次大戦中の,食料増産のスローガンのもとで藍作農家は,ごく少数を残すのみとなった。

 ソース,かきの消費も日本一(総務省統計局「家計調査」平成13年〜15年)

 徳島県の少子化に歯止めがかからない。県の2005年の合計特殊出生率(一人の女性が生涯に産む子供の平均数)は,全国ワースト11位の1.21であり,下げ幅は前年比0.1ポイントで青森県と並んで全国最大となった。
 
 吉野川流域は日本最大の藍作地帯である。 「青は藍より出でて藍より青し」という。藍染めの青い色は,「JAPAN BLUE」として広く世界に知られる。阿波藍の歴史は平安時代にさかのぼる。
 





   


大塚国際美術館館 
 『大塚国際美術館』は,日本最大級の常設展示スペースを誇る「陶板名画美術館」。古代の壁画 から、世界25カ国190余の美術館が所蔵する現代絵画まで、 西洋絵画の名作約1000点を特殊技術により陶板で再現。しかも注目すべきは、そのすべて が原寸大で複製されていること。 圧巻はシスティーナ礼拝堂の大井画の完全再現であり、ミケランジェロの偉業に圧倒されるとともに、日本にいながらにしてイタリアを旅した気分にさせてくれる。そしてその充実感が、眼前の瀬戸内の一大パノラマとシンクロし、鳴門のシーサイド ドライブが特別な思い出として刻まれていくのである。
 とくに鳴門スカイラインの道中に位置する「鳴門パークヒルズ」は国立公園内屈指の景勝地にある複合施設。周囲の自然に溶け込むように偉み、時の流れを忘れさせる安らぎの空間が 『ホテルリッジ』 や、テラス席で爽やかな海風を浴びながらカジュアルに食事を楽しめる 『カリフォルニアテーブル』が、ドライブ気分を盛り上げる。



大塚国際美術館館  住所/徳島県鳴門市鳴門町鳴門公園内
電話:088−687−3737
開館時間:9:30〜17:00
(入館〜16カ0)
休館臣月曜(祝日の場合、翌日)
入館料:3,150円
(大学生2,100円、小中高生520円)




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