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 人気観光列車  「SLばんえつ物語」号  (新潟)

     
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  蒸気機関車がレトロ客車を牽いて越後平野を走る

  

2011-05-12
 1999年4月から磐越西線で復活を遂げたSL<<C57-180>>で定期運行している「SLばんえつ物語」号。「森と水とロマンの鉄道」磐越西線の四季折々の風光明媚な景色を満喫できます。


 上越新幹線が高架のホームを発着する新潟駅。そこから在来線のホームに降りて行くと、レトロ調の客車を連結した黒い蒸気機関車,「SLばんえっ物語」号が停まっています。
 越後平野を流れる大河、阿賀野川に沿って福島県の会津若松駅まで、山紫水明の126・2kmを走る観光列車です。



 やがてボーッという長い汽笛を合図に「SLばんえっ物語」号の発車です。 客車は7両編成で先頭1号車の「オコジョ展望車両」や、真ん中あたりの4号車の展望室がフリースペースとなっています。最後尾の7号車は専用展望室を付けたグリーン車です。
 
  「このSLは旧国鉄時代に169万kmを走り1969年(昭和44)に新津機関区で引退。それからおよそ30年間新津第一小学校に保存されていたもので、1999年(平成11) 4月29日から復活運転が始まりました」というアナウンスが流れます。牽引するC57形にはそんな歴史があるのです。 列車は、SLが保存されていあ新津駅に停車。いよいよこれから渓谷地帯へと向かっていきます。

 桜と温泉の名所、咲花駅から一気に渓谷地帯に入ります。蛇行する阿賀野川が、断続的に続くトンネルの間から見え隠れします。「煙が入るので、窓を開けないでください」と車掌さんが大声で告げます。マスコットのオコジョの帽子をかぶった女性アテンダントさんが子どもたちに塗り絵の紙を配ります。

 「SLばんえっ物語」号は、やがて特異な山容の麒麟山が見える津川駅に到着です。ここでは毎年5月3日に、町の人たちが狐の化粧をして練り歩く「狐の嫁入り行列」が行われています。
 蒸気機関車は津川駅で水の補給を行うため16分間停車です。C57形は、新潟駅~会津若松駅を走る間に約3トンの石炭と約20トンの水を使うということです。
            
 発車から2時間、日出谷駅~野沢駅間で福島県内に入ります。。列車は飯豊連峰を眺めながら、そばの里で知られる山都駅を過ぎ、雄大な磐梯山を望む会津盆地に下って喜多方ラーメンで有名な喜多方駅に到着です。
 存分に楽しんだ3時間48分、「SLばんえっ物語」号は会津若松駅に到着です。



     INFOMARTION


◆運行日時・料金:4~11月の土・日・祝を中心に運転。新潟駅9:43AM発と会津若松駅3:25PM発の1往復。

◆料金:全席指定。新潟駅~会津若松駅間は、普通指定席券+乗車券で片道2,790円(税込)、グリーン車はグリーン料金+乗車券で片道3,940円(税込)

◆予約・連絡先/乗車1カ月前から指定席券を販売。全国の旅行会社や駅のみどりの窓口で。

◆問い合わせ:JR東日本お問い合わせセンター℡050-2016-1600

◆アクセス/新潟駅は上越新幹線、信越本線、白新線、越後線が接続。会津若松駅は磐越西線と只見線、会津鉄道線が接続する。

    ※7両編成(客車6両+展望車1両)で運行し、定員は約460名です。




磐越西線
  磐越西線は,新潟県の新津から会津若松を経由して福島県の郡山までを結ぶ,175.6kmの単線の鉄道です。会津若松駅 - 新津駅間には,「森と水とロマンの鉄道」という愛称が付けられています。岩越鉄道(がんえつてつどう)に端を発する磐越西線は,1914(大正3)年に郡山~新津問が全通しました。とくに阿賀野川沿いは断崖が迫り,そこに鉄路を通すという,難工事でした。川沿いに連続する短いトンネルや数々の橋梁は,こうした苦難の歴史を物語っています。



〔例〕 新潟~会津若松まで乗車の場合
 ・おとな 乗車券 2,270 円 + グリーン料金 1,670 円 = 3,940 円 (普通指定席利用の場合 合計2,790 円)
 

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          (時間:3時間48分,距離:126.2キロメートル)



     





  「SLばんえつ物語」号は,細身の優美な車体から「貴婦人」と呼ばれるSL「C57」が牽引しています。磐越西線を走る SL(蒸気機関車) ということから「ばんえつ」を,豊かな森と水に育まれた自然と人が触れ合うことで生まれる「物語」と組み合わせて「SLばんえつ物語」号と命名されました。
  この「C57-180号機」は,1946(昭和21)年8月 三菱重工三原製作所の製造です。新潟機関区,新津機関区で活躍したあと,1969(昭和44)年秋に現役引退し,新津第一小学校の校庭で静態保存されていました。新津の住民の間で校庭のSLを動態復元しようという機運が高まり1997(平成9)年に,「SL C57180号を走らせる会」(「磐越西線SL定期運行推進協議会)が発足しました。その熱意がJR東日本を動かし静態保存からの復活という,異例のプロジェクトが組まれました。大宮工場(元・大宮総合車両センター)での解体修理を経て,1999(平成11)年から「SLばんえつ物語号」として現役復帰しました。


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     7両編成(客車6両+展望車1両)、定員は約460名


 1999年4月29日,磐越西線「SLばんえつ物語」号は走り出しました。客車は,南秋田運転所(当時)に配置されていた12系客車をリニューアルし,「ばんえつ物語」専用の車両としています。車内は「大正モダン」をテーマに,シートモケットを青からワインレッドに。化粧板も木目板に張り替えられています。客室照明は球形カバーの白熱灯,デッキ仕切りドア上部にはガス灯を模した照明が取り付けられ,大正モダンを彷彿とさせます。



  1999年(平成11)4月に磐越西線で復活を遂げたSL<<C57-180>>で定期運行している「SLばんえつ物語」号。2013年4月6日の運転からグリーン車が登場しました。グリーン車は三方がガラス張りでパノラマ展望室や回転リクライニングシートを備えた定員30名の客車で,上り・会津行きの往路では最後尾の7号車に連結されており,沿線風景を,下り・新潟行きの復路では先頭車両となり,SLの迫力を目の前で楽しめます。


 
>>> 7号車 グリーン車

  C57が牽引して,新潟駅からJR磐越西線を通って会津若松駅(福島県会津若松市)に向かう快速「SLばんえつ物語」。15年目となる今年は,パノラマ展望室を備えたグリーン車両が初めて登場しました。
 黒と茶色を基調にしたグリーン車両は,上り・会津行き(往路)では最後尾の7号車に連結。新潟への帰りは先頭車両に変わり,SLの迫力を目の前で楽しめます。
 グリーン車には専用のパノラマ展望室があることから定員は普通車両の半分以下の30人。座席は背面に木材を使って癒やし効果を引き出しています。配列は通常の4席から3席に減らし,在来線特急グリーン座席並みの間隔に広げられています。なお片道料金は,新潟-会津若松間の普通指定席より1110円高い3830円です。

 


>>> 2号車

 2号車は,デッキ寄りに4区画の「セミコンパートメント」席があります。この区画は3名以上の利用から指定が可能です。普通席は,赤系統の市松模様が目にも鮮やかで,楽しい雰囲気の車内となっています。

>>> 3号車

 

>>> 4号車
  4号車の展望車は,窓が屋根まで広がり,座席が窓側を向いており,大きな車窓風景が楽しめます。
5号車はオコジョルーム。SLばんえつ物語号のマスコットキャラクター・オコジョの「オコジロウ」にちなみ作られています。 長い時間乗車して,飽きてしまう子供らのための遊び場車両です。オコジロウのイラストがあちこちに飾られるほか,靴を脱いでくつろいだり,オコジョの着ぐるみを着たスタッフが紙芝居を読んでくれたりもしています。


※「SLばんえつ物語」号は,7両編成(客車6両+展望車1両)で運行し、定員は約460名です。




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  沿線の駅・マチ   JR信越本線(新潟県)~会津若松駅(福島県)

    



     新潟駅  - 始発・終着駅

 

  「SLばんえつ物語」は,新潟駅から新津駅まではJR信越本線を走ります。1999(平成11)年の運行当初は,磐越西線の新津始発でしたが,上越新幹線との連絡を考慮して,2002(平成14)年4月から新潟発着となりました。新潟駅は,県庁所在地で政令指定都市でもある新潟市の中心駅です。上越新幹線の各列車や在来線の特急列車を含め,全列車が停車します。



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春を告げる新潟のシンボル-チューリップ
  チューリップは新潟市が出荷量で全国第1位という有数の産地です。冬場の降雪や春先の穏やかな温度上昇など,新潟市の気候もチューリップの生育条件に適しており,今日の生産規模に繋がった要因の一つにあげられます。市花にも制定されています。新潟市におけるチューリップの歴史は,中蒲原郡小合村(現 新潟市)で小田喜平太氏がオランダから数万級の球根を輸入し,大正8年(1919年)にこの地で初めて栽培したのが始まりと言われています。
 


http://plaza.rakuten.co.jp/80percent/diary/20110501/



 



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⇒⇒ 新潟市のホテル・旅館
    


    新津駅


 新津駅は,「鉄道の街」としても知られる新潟市秋葉区新津地区の中心駅です。かつては駅機能のほか,機関区,工場,そして東西南北の4つに分かれた操車場を持つまさに「鉄道の街」に相応しい駅でした。新津は,信越本線・羽越本線・磐越西線の3路線が乗り入れています。なお,大阪駅 - 札幌駅間を結ぶ寝台特急「トワイライトエクスプレス」の本州側最北の発着駅でもあります。


    出典:ウィキペディア   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%B4%A5%E9%A7%85
 
 新津地区や周辺市町が新潟市中心部勤務者のベッドタウンとして発展を遂げたことから,新津駅 - 新潟駅間の普通列車は朝夕のラッシュ時5 - 10分間隔,昼間20分間隔で運転されています。



新潟市新津鉄道資料館
-鉄道資料館の概要-
新津は,信越本線・羽越本線・磐越西線の三線が交差する鉄道の要衝であり,機関区や電務区などの現場機関も多数設置され,かつては「鉄道のまち」と呼ばれていました。
昭和58年10月14日(鉄道記念日)に開館した 新津鉄道資料館は,鉄道のあらゆる分野を網羅した資料館で,平成10年4月1日に現在の場所へ移転,リニューアルオープンしました。この資料館には,銘板や機関車,車輪とレールなどの21の展示室が設けられています。

■開館時間
9:30~16:30(*入館は16:00まで)
■休 館 日
月曜日及び12月28日~1月3日(※月曜日が祝日のときは火曜日)
■入 館 料
大人:200円 小人:100円(※団体20名以上:大人100円 小人50円)
■アクセス
JR新津駅からバス5分,磐越自動車道新津ICから2分
■お問合せ
秋葉区新津東町2丁目5番6号  TEL 0250-24-5700


photo:気象庁ライブカメラ-草千里    http://www.seisvol.kishou.go.jp/vo/32.php
 





   五泉駅  


 五泉(ごせん 人口約55,600人 (http://www.city.gosen.lg.jp/)市は,2006年,旧五泉市と旧村松町が合併し,新五泉市が誕生しました。

               出典:ウィキペディア
 この地は,古くから絹織物の産地として知られニット産業は全国的な生産地です。また,緑豊かな山々や清らかな川の流れ,肥沃な大地などの自然の恵みの中で,ぼたん,チューリップ,栗や銀杏(ぎんなん),里芋,養殖鯉の有数な産地です

城跡公園
 江戸時代堀家三万石の村松藩は村松地区を城下町として,七谷(加茂市)・下田・見附など山間部を中心に治めていました。新潟県内でも数少ない城主格の大名であった堀家の居城跡2.2haが現在の城跡公園となっています。
城跡公園は,城跡の一部を昔のままの土塁や水濠を復元した,城下町のかおり漂う憩いの公園です。公園内には,郷土の変遷・村松藩についてもわかる郷土資料館や子供たちのにぎやかな声が絶えない児童遊園もあり,4月には可憐な梅や桜,5月は牡丹,6月には花菖蒲が咲き競います。





 
花のまち
 雪解けとともに咲く,郷屋(こうや)の水芭蕉。全国さくら名所100選に選ばれた村松公園の桜,国指定の天然記念物となっている小山田(おやまだ)の彼岸桜。150万本が咲き乱れ,一面が花のじゅうたんとなるチューリップ。115品種,5,000株が咲くぼたん百種展示園など,花のまちとして,多くの観光客が訪れています。

鯉料理
 三ノ宮,村松地区は,鯉料理のお店がおすすめです。あらい(刺身)や,うま煮,鯉こく(味噌汁),唐揚げなど,バリエーション豊かに鯉料理を堪能ください。冬は特に脂がのっておいしく,栄養豊富な料理です。

          。+゜☆゜+。Y⌒Y⌒Y。+゜☆゜+。Y⌒Y⌒Y。+゜☆゜+。Y⌒Y⌒Y+

 

    咲花駅   


 咲花駅(さきはなえき 新潟県五泉市佐取)は,鼻先温泉の玄関駅です。駅の対岸には阿賀野川下りの下船場があります。駅名は,その昔「先花地」と呼ばれ,湯の花が噴出していたところから温泉地が「咲花温泉」と呼ばれたことにの由来します。


                   出典:ウィキペディア

 その昔,湯の花が咲いていた所から名付けられたという咲花温泉。新潟県の北東部に位置する咲花温泉は,景勝・阿賀野川沿いにある豊富な湯量の温泉地です。泉質は弱アルカリです。
泉質・・・・硫黄ナトリウム泉
温度・・・・54度
効能・・・・婦人病,皮膚病,神経痛,高血圧症など

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咲花温泉水中花火大会
 毎年7月に行われるイベント。花火が水面に映り,幻想的な雰囲気を醸し出します。(毎年7月の第4木曜日に開催)

         咲花温泉 ホテル・旅館一覧
料理旅館 五泉屋 美肌の湯 咲花温泉 湯元館 咲花温泉 阿賀のめぐみ望川閣 咲花温泉 翠玉の湯 佐取館
おいしいものいっぱい」の掛け流しの湯で大昔の名車(バイク)が見れます。そして小さな犬なら入室OKです。 “美肌の湯”咲花温泉の源泉100%かけ流しの宿。天然温泉でゆったりおくつろぎください。 山と川に囲まれた静かな温泉地。6階展望風呂からは雄大な阿賀野川が一望できます。当館は愛犬と一緒に宿泊できます エメラルドグリーンに輝く源泉かけ流し温泉♪会席料理が楽しめる
8,400円~ 5,500円 7,350円
咲花温泉 碧水荘 咲花温泉 一水荘 咲花温泉 いろりの宿 平左エ門 ガーデンホテル マリエール
ふるさとのおもてなし。 阿賀の川河畔にある高台の小さな和風宿。緑色の天然温泉と会席料理をお楽しみください。 阿賀野川のほとりに佇む小さな温泉宿。源泉かけ流し。 シティーホテルなみの施設で,ビジネスホテルの料金。全室無線LAN。液晶デジタルTV完備。
3,150円~ 3,675円~ 12,600円~ 5,775円~
宿泊よこ山 安田温泉保養センター・ホテルやすらぎ 旅館末廣 咲花温泉 ホテル丸松
ビジネス,お仕事関係,長期滞在のお客様大歓迎!学生さんの合宿も歓迎です。地元産コシヒカリ100%の手作り料理が好評です。 スーパー銭湯と日帰り温泉がドッキングした施設☆更に宿泊専用室,岩盤浴,家族風呂,大衆演劇場(季節営業)が今期オープン 家庭的な雰囲気を大切にし,家族で頑張っている小さな旅館です。「心和み,時を忘れる」そんな旅館でありたいと心掛けています。 阿賀野川ほとり“咲花温泉″の温泉自慢の静かなお宿です。
5,250円~ 7,000円~ 7,350円~


  



      三川 (みかわ)駅  


 咲花から先は磐越西線の見どころである渓谷美の路線に入ります。川沿いに連続する短いトンネルや数々の橋りょうは難工事を物語るものでもあります。五十島(いがしま)を過ぎて,吉津トンネルを抜けて阿賀野川を渡ると,三川に到着。

 
     《photo:三川駅:新潟県東蒲原郡阿賀町白崎 source:Wikipedia

▼阿賀町(あがまち) http://niitabi.ehoh.net/agamati/agamati.html

 阿賀町は古くから交通の要衝として重要視されていた地域でした。鎌倉時代以降,現在の会津若松市にある黒川城(会津若松城)を本拠としていた佐原氏(後の芦名氏)の一族藤倉氏(後の金上氏)が支配していた事で福島県の会津地方と深い繋がりがありました。



 その後,金上氏と名を改めますが芦名氏の家臣として従属し居城である津川城は芦名氏の越後侵攻の拠点として機能し「新発田重家の乱」や「御館の乱」でも重要な役割を果たしました。芦名氏が常陸へ落ち延びると蒲生氏,上杉氏,加藤氏など次々に領主が変わり加藤嘉明が領主であった寛永4年(1627)に一国一城令により津川城は廃城となりました。
 
 江戸時代を通し会津藩に属し,村上藩や新発田藩の参勤交代で利用する越後街道の開削や阿賀野川舟運によって経済都市として飛躍的に発展し,会津藩の施設である藩蔵や船番所が設置され,問屋や旅籠,米蔵など多くの建物が軒を連ね,最盛期には150隻の船が出入りし100人を越える丁持衆が働いていたといい日本三大河港に数えられていました。
 
 いまでは鉄道,その他の交通網が発達した事で重要性は失われましたが,「雁木」を設えた町屋が町並みを構成し,当時の繁栄した雰囲気を感じることが出来ます

◆阿賀町湯めぐり祭り開催!
 5月7日(土)阿賀町湯めぐり祭りが開催されます。
 阿賀の里では,午前10時から午後3時までの間,餅つき大会や十割そばの手打ち実演販売,鯉の甘煮やどぶろく等の阿賀町の特産品販売等がおこなわれます。また,阿賀町の各温泉では,温泉を無料入浴として開放します。

 

      津川 (つがわ) 駅 


 三川を過ぎると,阿賀野川は車窓右手に変わり,振興方向右手に阿賀野川をみながらの旅となります。三川を出て約10分, 「ロマンあふれる狐火伝説の里 津川駅」に到着です。ホーム南側に位置する駅舎は2009年(平成21年)に全面改築されたもので,阿賀町津川地区の旧市街をイメージした町屋風の建物です。
 津川から先は,峠越えの難所が続き増す。そこで快速「SLばんえつ物語」は,津川駅で上下列車とも,機関車の給水作業や安全点検で16分停車します。


       《photo:津川駅:新潟県東蒲原郡阿賀町角島127 source:Wikipedia》

 東蒲原郡・阿賀町は,会津と越後のはざまに位置し,平安時代より700年あまりにわたって会津に属し,個性ある独特の歴史・文化を培ってきました。そしてまた,豊かな恵みをもたらしながら時に牙をむく風土は,,津川の「狐の嫁入り行列」にみられるよう東蒲原独自の風俗や習慣を育んでもきました。

つがわ狐の嫁入り行列
 津川の「狐の嫁入り行列」は,年に一度,毎年5月3日に行われます。最大の見どころは麒麟山公園で結婚の儀式を行った新郎新婦が渡し舟で麒麟山へ渡る場面。薄暗い中に狐火が灯り,なんとも幻想的です。


 白無垢に身を包み狐に化身した花嫁が,狐の動作をユーモラスに再現しながら,108人のお供を連れ,夜の街道を練り歩きます。途中,狐にふんした子どもたちによる「子ぎつねの祝踊り」もあり,祝いの踊りが披露されます。常浪川の水上ステージで「結婚の儀・披露宴」が行われたあと,笹舟で常浪川をわたり,麒麟山へと去っていきます。

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5月3日 17:00~20:45頃
場所 新潟県阿賀町 麒麟山公園
イベント料金: 有料観覧席(当日受付販売)1席/1000円,狐のメイク/大人600円,子ども300円
主催 つがわ狐の嫁入り行列実行委員会
問合わせ先: つがわ狐の嫁入り行列実行委員会事務局 0254-92-4766 内線(226,227)


◆狐の嫁入り屋敷
 JR磐越西線「津川駅」から徒歩15分の「狐の嫁入り屋敷」は,津川町が5万人の人出であふれる恒例のイベント「狐の嫁入行列」をテーマにした資料館。狐の嫁入り行列の様子を約1/30で再現したジオラマ,狐火がテーマの映像,毎年のイベントの様子を映像や写真が展示され,狐メイクの体験もできる。他に,味自慢の飲食コーナー,各種イベントに利用できる多目的広間を完備している。

所在地:阿賀町大字津川3501-1
 ■営業時間: 9:00~17:00
 ■お休み: 木曜日(祝日の場合は翌日)
 ■お問合わせ先: 狐の嫁入り屋敷  Tel:0254-92-0220
 ■アクセス JR磐越西線「津川駅」から徒歩15分,磐越道津川ICから2km10分



【全品ポイント2倍】【下越酒造】ほまれ麒麟 特別純米酒 1800ml (イ)


◆麒麟山展望台「白狐」関連ホームページへ

 津川の町並や阿賀野川の景観が一望できる展望台。「百狐」の名は,かつて詩人・野口雨情がキツネ伝説にまつわる童謡を創作したことに由来します。

場所 : 新潟県阿賀町津川
 ■見学自由
 ■料金無料
 ■お問合わせ先: 阿賀町役場商工観光課  Tel:0254-92-4766
 ■アクセス: JR磐越西線「津川駅」から徒歩60分


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快速 津川狐の嫁入り号 運転

JR東日本新潟支社は、「つがわ狐の嫁入り行列」の開催にあわせ、快速「津川狐の嫁入り号」を運転。運転日は、2014年5月3日(土・祝)。運転区間は、新潟(15:55発)~津川(17:29着)、津川(21:54発)~新潟(23:08着)の往復。全車自由席。


                 津川の宿
和みのリゾート ホテル角神 麒麟山温泉 絵かきの宿 福泉 かのせ温泉 赤崎荘 麒麟山温泉 雪つばきの宿 古澤屋
自家源泉の温泉と旬の手作り料理が好評。JR磐越西線 鹿瀬駅又は津川駅(無料送迎有り)/盤越自動車道津川ICより国道459線経由約13分 美しい自然に囲まれ,絵筆を取りたくなるほどの景観が贅沢。一年の中で一番美しい水墨画ような雪景色も必見。
 磐越道津川ICより直線5分 磐越西線津川駅下車(無料送迎有り) 
 
山頂の一軒宿は,おしゃれなロッジ風。開閉式ドーム型展望風呂から見える眺めは格別。
JR磐越西線 鹿瀬駅/磐越自動車道 津川IC下車 国道459号線で15分
4月中旬に咲く雪椿と桜,季節ごとに咲くの山野草の宿。館内から望む阿賀野川と飯豊連峰の景色は絶景
磐越自動車道 津川ICより直進5分。
7,350円 10,500円 8,000円 8,400円

      日出谷(ひでや)駅   


 津川を発車,鹿瀬(かのせ)を通過するとすぐに阿賀野川深戸橋りょうを渡り,JR磐越西線で最長の2006メートルの平瀬(びょうせ)トンネルに入ります。
      
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  日出谷駅(新潟県東蒲原郡阿賀町) source:Wikipedia

 日出谷(ひでや)駅(新潟県東蒲原郡阿賀町)は無人駅で,開業は大正3年11月11日。駅舎はJA東蒲あがの日出谷支所を併設した作りで,同支所が出札業務を受託した簡易委託駅でしたが,現在は日出谷支所は閉鎖されています。
 日出谷駅は磐越西線新津-会津若松間の中間にあることから,SLの給水炭場という役割を永く担ってきました。また会津若松・新潟方面への始発列車の発着駅としても使われ,駅弁「とりめし」も販売されていました。しかしながら,1980年代以降は周辺の過疎化,ディゼル化に伴う設備・車両の合理化等によって駅の規模は大幅に縮小され,現在は単式ホーム1本のみの無人駅です。
 快速「SLばんえつ物語」の運転開始で停車駅となり,駅弁「とりめし」販売も再開されるなど,週末には賑わいを見せています。
 


⇒YouTube SLばんえつ物語 日出谷駅発車
 http://www.youtube.com/watch?v=PXVQXcS9yyg




▼入手が難しく,「幻の駅弁」ともいわれる-朝陽館の『とりめし』
 炊き込みごはんの上に炒り卵と鶏そぼろがのった素朴な味。甘味の強い鶏と卵のそぼろ,しいたけの煮物・昆布の佃煮,漬物。それにデザートのパイナップル。--レトロな弁当です。
*この弁当,1914(大正3)年から発売。鹿児島本線鳥栖駅に次ぎ,日本で二番目に古い鶏飯駅弁とのことです。

朝陽館】新潟県東蒲原郡阿賀町日出谷乙3076-1 TEL:02549(7)2017



      野沢(のざわ)駅  


 豊実(とよみ)を通過し、新潟と福島の県境に近づくとますます渓谷は深く、車窓を流れる緑も濃くなる。阿賀野川徳沢橋梁を渡ると、福島県側の最初の駅である徳沢を通過します。会津若松までは残り1時間強です。
 ここから、川はふたたび左手の車窓に見えてくる。橋梁を渡るたびに右に左に川の景色が移るのが、渓谷路線の面白いところです。 徳沢を過ぎると、川幅がぐっと狭まり岩肌が剥き出す景勝地「銚子の口」にさしかかります。かつて阿賀川舟運が盛んだったころ、この付近の急流が最大の難所でした。

 野沢駅(福島県耶麻郡西会津町野沢字下小屋乙)は,かつては毎年6月に行われる大山祇神社例大祭の団体輸送でえにおいて,期間中の毎日,臨時列車(通称:大山臨,野沢臨)が1~2本発着するなど活況を呈していました。


 尾登~荻野間のSLばんえつ物語。阿賀野川(あがのがわ)は福島県に入ると阿賀川(あががわ)と名を変えます。


大山祇神社 (福島県耶麻郡西会津町野沢大久保甲1445-2 )
 大山祇神社は野沢の山の神であると同時に水の神でもあるといわれ,山での仕事の安全を守ってくれる大切な神様であると信じられています。 遇拝殿がムラのなかにあり,そこから歩いて一時間ほどの大倉山八合目に本社,山頂に奥の院が祀られています。

          御本社(奥宮) source:Wikipedia



    山都(やまと)駅   


 そばで有名な山都。 山都駅(福島県喜多方市山都町字西原)は,簡易委託駅です。駅舎内には切符売り場,待合室,自動販売機があります。


     山都駅(福島県喜多方市山都町字西原) source:Wikipedia

 

◆飯豊とそばの里 山都町
 山都のそばが美味しいのは,標高が高く,昼夜の寒暖の差が大きな気候と,朝霧のたつ清流沿いの耕地に栽培されていること。又,そばの中でも一番美味しいといわれる(一番粉)を主に使用してつなぎを一切使わないそば粉100%のコシが強く透明感のある手打ちそばだからです。
 そば資料館では,栽培から,製粉,そば打ちまで一貫したこだわりを持つ山都そばを紹介しています。

のぼり旗山都そばを,良質・激安にて販売中です。のぼり のぼり旗 山都そば (W600×H1800) 【生そば】【2人前】山都そば
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2,300円~ 2,900円~ 4,000円~


    喜多方駅



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 蔵とラーメンの街、喜多方に立ち寄り、のんびり散策ください。



           《photo:喜多方駅:福島県喜多方市字町田下  source:Wikipedia
             郡山からの交流電化区間は喜多方駅までです。


>>>喜多方の風土


 「会津盆地」は飯豊山(いいでさん),磐梯山などの連山に囲まれ,古くから人びとが住み着いていた豊かな地域です。山々から盆地に流入した河川は,阿賀野(あがの)川となり,山峡を縫って北西へ流れ,越後平野を横切り日本海にそそいでいます。遡れば,越後と会津は,阿賀野川とそれに沿う街道によって強くつながっていました。(現在も国道49号,磐越西線が通ります)。そして,阿賀野川の水運とともに栄えた商都・喜多方です。


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  目当ての店が軒並み売り切れで,ガッカリ!!――。せっかくの喜多方でこんな目に遭わないようにするには「午後1時までがぎりぎり」です。年間170万人近くがラーメン目当てに全国から集まり、人気店の前で行列をつくります。

 市内のラーメン店は約120軒。しょうゆや米を蓄えていた蔵と、昭和30年前後に作られた家が混在する街並みで、ラーメン店の多くは「食堂」と名乗っています。土間に簡素ないすとテーブルを並べた店が多く、店内には長年つくり続けてきた味が染みついているようです。

元祖といわれる「源来軒」の味は…
 喜多方ラーメンで共通しているのは平たくて波打った「平打ち縮れ太麺」です。冬の喜多方は積雪が多く、自動車が普及してなかった時代には出前に時間がかかった。麺がのびてしまうのを避けるため、ゆでる前に腰を入れてもみ直し、気泡を減らして密度を高めたのが始まりです。店主の小さな工夫が街全体に広がり、全国的に知られるようになりました。
 そのの「ラーメン」(600円)。麺は幅4ミリ前後で平たく、ゆるやかに縮れている。ワンタンを連想させる柔らかさと弾力が両立した食感です。スープは、鶏ガラや煮干しのうまみで,懐かしさと奥深さが後を引きます。


喜多方ラーメンの由来

  人□55000人余の喜多方に,なんと100軒以上のラーメンの店があります。麺はコシのある太めのちぢれメンで,全店に共通しています。個性的な持ち味のスープは,口あたりのよいあっさり風味あり,こってりと煮込んだ濃厚スープありで手作りのチャーシューも魅力です。

 喜多方ラーメンは,昭和初期に,市内のあるラーメン店が「支那そば」を打ち,屋台を引きながら売り歩いたものが発祥。その後,市内の食堂がノウハウを学び,「喜多方ラーメン」が形作られました。

 喜多方ラーメンの特徴はメンにあります。メンは,「平打ち縮れ太麺」と呼ばれ,麺が太く平たく(幅約3mm程度),縮れているのが特徴です。腰の強い,独特の食感です。スープの味付けは,様々ですが,喜多方の伝統産業である醤油を使ったものが基本となっています。

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蔵のまち喜多方

  味噌・醤油蔵、酒蔵、座敷蔵、店蔵……。さまざまな蔵が点在する喜多方は“蔵の街″として知られます。その数は約4,200棟といわれています。 特に、味噌蔵の『金忠(かねちゆう)』があるおたづき蔵通りには個性ある蔵が立ち並び、日を楽しませてくれます。一方、市街地から離れた三津谷(みつや)は5世帯だけの小さな集落。全戸に煉瓦造りの蔵があり、農村と洋風な蔵との対比が不思議な景観を生んでいます。

 このまちに,こんなに多くの蔵が建てられたのには,いくつかの理由があります。
 一つは,いまでも,酒蔵,味噌蔵として使われていることが示すように,良質の水と米に恵まれた土地ならではの醸造業を営む場として,蔵が適した建物であったことです。
 また,蔵は,男たちの夢の結晶として,「40代で蔵を建てられないのは,男の恥」とまでいわれ,喜多方の男にとっては,自分の蔵を建てることは,夢と情熱をかけた誇りの対象でもあったのです。喜多方の蔵が,白壁,黒漆喰,粗壁,レンガなどの種類や扉の技巧にいたるまでバラエティーに富んでいるのは,そうした男の夢の表れでもありましょう。

 もう一つは,明治13年の大火でした。この火事は,市の中心部から瞬く間に燃え広がり,約300棟の家々を焼き尽くしました。が,そのとき,焼け跡で残ったのが蔵でした。こうしたことから,「蔵のまち喜多方」がいまに続いてきました。
 市内中心部のふれあい通り,おたづき蔵通りをメインに歴史ある蔵の景観を眺めながら街を散策ください。


◆喜多方へのアクセス

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 喜多方での宿泊は、市北部にあ る熟塩温泉がお奨め。山間の都びた風情の温泉地で、古くから湯治場として親しまれてきた。
『山形屋』は、田舎の良さを味わえる宿。異なる趣の大浴場と露天風呂があり、炭の効能を利用した木竹炭サウナ、チャコールバーデンも備えている。心身ともに癒され、ゆったりと寛げる。






     塩川(しおかわ)駅

 


  塩川駅
(福島県喜多方市塩川町字石橋)には,快速「SLばんえつ物語」は上り列車のみ停車します。これは信号設備の関係で下り列車がホーム有効長の足りない島式ホームにしか入線できないことによります。

 駅舎のように建てられている武家屋敷風の建物は塩川ふれあい会館となっており,喜多方市が管理しています。1階には切符売り場,待合室,トイレ,自動販売機の他,図書コーナーや,市民作品の展示場が,2階には会議室や集会室があります。本来の塩川駅舎は,塩川ふれあい会館から1番線に出て右手にある,ガラス張りの待合室がこれにあたります。



  《photo:喜多方市塩川町字石橋  source:Wikipedia



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    会津若松駅


 「SLばんえっ物語」号発着駅の会津若松は、鶴ヶ城を中心に古い建物が並び、幕末の歴史にも触れられます。

     《photo:福島県会津若松市駅前町1-1  source:Wikipedia

  「SLばんえっ物語」号発着駅の会津若松は,城下町らしい風情の残る町です。古い建物や異国情緒の漂う洋館などが並び,自然と歩みがゆっくりになります。大河ドラマ「八重の桜」(NHK)の舞台,そして「天地人」ゆかりの地でもある会津若松に足をのばしてその面影を訪ねてみられては・・・・。

徳川家直系としての誇りと格式を伝える城下町
 名城として知られる若松城の城下町として発展した会津間若松。会津若松市は,白虎隊や戊辰戦争に象徴される鶴ヶ城,飯盛山をはじめ,数々の名所,旧跡が残る歴史と伝統の町です。ここには古き良きものを大切にする文化がそこかしこに息づいています。
 湯けむり情緒たっぷりの東山,芦ノ牧の二つの温泉地や市内の観光施設,伝統産業である酒の蔵元,会津塗りや竹細工などの民芸,焼物,会津もめんの製造元が市内に点在しています。
 また,「会津こづゆ」などに代表される郷土料理や和菓子などにも会津ならではのこだわりの味を持ちます。
 
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 終点の会津若松は,城下町らしい風情の残る場所。古い建物や異国情緒の漂う洋館などが並び,自然と歩みがゆっくりになります。「天地人」ゆかりの地でもある会津若松に足をのばしてその面影を訪ね手みられては・・・・。



 会津若松市のシンボル、鶴ヶ城。数多くの戦国大名が治めたこの城の歴史は、今から600年以上前に葦名直盛(あしななおもり)が築城した黒川城に始まります。蒲生氏郷が会津領主として黒川城に入城し、文禄2(1593)年、七層の天守閣を完成。地名を「若松」に改め、城の名前も鶴ヶ城と命名。ここに、城下町の基盤が出来上がりました。
           
 時代は下り、幕末の戊辰(ぼしん)戦争では1か月に及ぶ戦いが鶴ヶ城を中心に行なわれ、明治7年には廃城となりました。天守閣が復元されたのは昭和40年のこと。現在は博物館として、貴重な資料を展示公開されています。最上層の展望フロアからは白虎隊の悲劇の舞台となった飯盛山も望めます。

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┗■ 名だたる名将が治め,幕末には激動の歴史の舞台となった会津城
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━会津若松の歴史

 大河ドラマ「八重の桜」(NHK)の舞台となった会津若松。若松城の天守に登ると、会津の平野が一望できます。会津盆地は北日本の支配には欠かせない重要な土地だったことから,戦国末期から次々と大物が支配者としてやってきました。天正17年(1589年)、伊達政宗が戦国大名・葦名(あしな)氏を追放し、会津を入手しました。だが翌年、天下統一を成し遂げた豊臣秀吉が会津へ下向し、政宗から会津を没収しました。秀吉は会津で東北地方の仕置きを行い、武将の配置替えをしました。政宗や山形の最上義光(もがみよしあき)に対する奥羽の盾として会津の新領主に指名したのが、信頼する蒲生氏郷(がもううじさと)でした。氏郷は城郭や城下町を築き、今の若松城や市街の原型を造り上げました。
            
2013-aidu02-0707  その後,会津の地は氏郷から子の秀行(ひでゆき)に譲られましたが、秀行の家中騒動を理由に慶長3年(1598年),秀吉は石高を削り、秀行を宇都宮に移します。秀行に代わって会津を任されたのが豊臣五大老の一人、上杉景勝(うえすぎかげかつ)でした。だが同年秀吉が逝去。天下取りに向かう家康と景勝が対立し、家康の上杉会津攻め開始後まもなく関ケ原の戦いが勃発しました。合戦に勝利した家康は景勝を米沢に減封処分としました。
     
 江戸時代,会津の主は再びの蒲生秀行と忠郷(たださと),膨藤嘉明(よしあき),明成(あきなり)を経て、寛永20年(1643年)、幕府は将軍・家光の異母弟、保科正之(ほしなまさゆき)を藩主に据えました。 これは会津がいかに大切な地だったかの証しです。正之は幕末まで会津藩の藩祖となります。
         
 正之は四代将軍・家綱( いえつな)の後見役として幕政を指揮。幕府の制度改革に取り組み、政治家として評価が高いものがあります。藩内でも善政を敷き、城下町から外に向かう米沢街道,二本松街道,白河街道,下野街道と越後街道の会津五街道を本格的に整備しました。現在でも街道沿いには、このころ築かれたとされる一里塚(壇)が残ります。
 また正之は儒教に傾倒しました。至誠を貫く会津代々の藩風は、藩祖・正之の儒教がその根幹を成しています。 会津人の気質は折り目正しく、まめで律義とされ、出会う人々から背骨の通った凛とした印象を受けることが多々あります。正之の精神は、現在の会津人にも脈々と継承されているようです。
 
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┗■ 会若松城下の町並み
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 徳川家直系としての誇りと格式を伝える城下町 かつての若松城の本丸に立つと、白く輝く天守がまばゆい。天守は昭和40年に再建されたものですが、城郭を構成する重厚な石垣や巡らされた堀は往時のままです。ことに本丸の東側にそびえる「扇の勾配」と呼ばれる勇壮な石垣からは、将軍家直系で天下の雄藩、会津松平氏23万石の威風が伝わってきます。
 江戸時代までの若松城の郭内は東西約1・8キロ、南北約1・3キロの楕円形を成し、極めて広大でした。その大きさを確かめるには、北出丸から北出丸大通りをたどり、歩いて15分ほどにある田丁賀町口郭門跡に,高さ5メートルほどの古い石垣が今に残ります。 当時、ここまでが城の郭内で、郭外と隔てるための土塁が築かれ、外堀も設けられていました。
 ちなみに郭内には上中級武士の屋敷が並び、郭外は商人や工人たちが住み、その周囲に徒・足軽屋敷、そして寺院が配置されていました。
 会津若松を散策すると、七日町通りや野口英世青春通りを中心に、古い建物や蔵を改造した店舗が目を引きす。しっとりとした雰囲気が町並みに漂い、目的を定めずにただ歩くだけでも、城下町の旅情感を満喫させてくれます。



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 米どころであり、名水に恵まれた会津は酒造りの盛んな地でもあります。

『末廣(すえひろ)酒造』の創業は嘉永3(1850)年。激動の幕末の時代から現在まで、会津の米と水を原料に酒を醸す。
         
 創業以来の酒蔵『嘉永歳(かえいぐら)』は、歴史を感じさせる建物だ。ここでは9時30分から30分おきに、酒蔵見学ができる。酒造りの様子から、大吟醸が静かに眠る古酒蔵、当主のかつての住まいなどを案内してくれる。


■交通の案内
【車で】
●東京-会津若松I.C-東山温泉……約3時間30分
【高速バスで】
●東京・新潟・仙台・福島・郡山・いわきから高速バスが出ています。
【列車で】
●東京(新幹線)-郡山(快速)-会津若松 ……約2時間30分








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    新潟県内のホテル・旅館 

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