独自の歴史と文化,伝統を築き上げる
高知県の2015年10月1日現在の推計人口は730,931 人(男 343,887 人、女 387,044 人),世帯数は321,587世帯。
高知県の面積は,7,103kuで四国では1番広く,四国総面積の38%を占める。年平均気温16.9℃と温暖な気候,年間降水量は2,153mmと全国で7番目に多く,室戸岬や足摺岬には,亜熱帯植物も自生するという豊かな自然環境に恵まれる。
また,坂本龍馬を筆頭に板垣退助,幸徳秋水と,多くの優れた歴史上の人物を輩出するなど,独自の歴史と文化,伝統を築き上げてきた。
黒潮を足摺・室戸の腕をのばいて抱え込み,その腕のなかには鯨が泳ぎよる。 !!
高知の自由で豪快な気風は,「いごっそう」や「はちきん」と呼ばれ,「よさこい祭り」に代表される個性豊かな地域の文化を発展させてきました。
県民性
自由民権運動を興した板垣退助,明治の社会主義者幸徳秋水に代表される反権力,自由民権,リベラル反戦の気風が根づく。
高知県人の気質を,一言でいうなら,“いごっそう”。高知の人は議論好きな,そして「新しいことにチャレンジする」進取の気性に富む。また,高知県人の酒好き,それも辛口は広く知られるところである。
「思いがけないお金が手に入ったらそれぞれどうするか」というたとえで,四国4県の県民性を概括する。質素倹約を旨とする徳島の人々は「がっちり貯金する」,「これを元手にして何倍かに増やそうとする」のが商売上手の愛媛県民,無頓着に「そのまま何かに使う」香川県民と,「それにいくらか足して酒を飲む」高知県民と,いうわけである。
前に太平洋,背後に険しい四国山脈。攻め込まれにくい地形と温暖な気候もあって,たとえに示されるよう,土佐の男性は,「いごっそう」の言葉から受け取れる気っぷの良さや熱しやすく冷めやすいといった気質が強い。言い出したら後に引かず,たとえ自分の不利益になることでも主張し,妥協を許さず,とことんやりぬくという一徹さを持つ。反面,気が乗らないと見向きもしないという偏屈さを持つ。
対して,土佐の女性は,『はちきん』と呼ばれる。弱音を吐かず,生活力があり,かつ魅力的で活発な女性,いわゆる「男勝り」の気質の総称である。そのバイタリティと気性は,土佐の気骨ある男性からしても一種の脅威でもある。
漫画王国−−−
高知県は,「フクちゃん」の横山隆一,その実弟で「プーサン」の横山泰三,「アンパンマン」のやなせたかし,岩本久則,黒鉄ヒロシ,はらたいら,青柳祐介,くさか里樹など他にも多くの漫画家を輩出している。
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●土佐の小京都−
安芸市: 田園風景の中に,かつての城下町の面影と歴史的な文化財が多く残る町。「童謡の里」としても知られる。
中村市 :土佐の小京都
城下町,碁盤目状の町並や地名などが京都に似る。全国京都会議加盟。
●高知の方言
『のおが悪い』⇒具合が悪い事。
『いぬる』⇒帰る。
『めぼう』⇒ものもらい
『がいな』⇒乱暴
来るなら来いや・・・・。「だれでもいらっしゃい」とのおもてなしの言葉
かーらん→〜のようだ。〜に違いない。(例:給食のメニューが変わるにかわらん)
あし→わたし,わし。
いぬる→帰る
おんし→きみ,あなた。
げに→まことに,大変に。(例:げに面白い。)
高知県の人口県民性
▼出典:「過疎集落の現状と今後の取り組みについて」http://www.kokudokeikaku.go.jp/share/demopulation/02shiryou4-1.pdf
高知県は,春野町と高知市の合併で,県内の34市町村のすべてが中山間地域を含む市町村になった。(11市17町6村)高知県の中央部を除く全面積の92%が中山間地域というのも過疎化が進んだ一因である。
出典:「過疎集落の現状と今後の取り組みについて」
高知県は全国と比較して,人口減少で15年,高齢化で10年先行している。特に,山間部をはじめとする過疎地域での人口の減少と高齢化の進展が著しい。
【人口】764,456人 【面積】7105.04Ku(全国18位)
【人口密度(総面積Ku)】人(全国 位)
全国平均 人
⇒⇒平成22年国勢調査 「人口等基本集計結果の概要(高知県)」
http://www.pref.kochi.lg.jp/uploaded/attachment/59206.pdf
総務省統計局発表の「2010(平成17)年国勢調査人口等基本集計結果」によると,県別の人口減少率では秋田県が5.2%と最も高く,次いで青森県(4.4%),高知県(4.0%)など38
道府県で人口が減少 した。
◇高知市の人口減少対策
高知市は2011年,都会の若者に田舎暮らしや起業を指南する塾「土佐山アカデミー」を開校した。05年に高知市と合併した旧土佐山村は高知市を流れる鏡側の源流域に位置する山間部にあり,人口はこの10年で2割減り1千人を切った。
このままでは36年後に人口はゼロになると市は試算する。地域おこしに関心のある移住者を呼び込み,地域の人たちと交流することが再生のカギを握る。
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◇平成22年国勢調査 人口等基本集計結果の概要(高知県)
高知県の人口は764,456 人で2005年と比べ31,836 人,4.0%減少しました。
(1)市町村別人口
平成17 年と比べ人口増加があったのは,香南市(289 人増加・増加率0.9%)のみで, その他の市町村は減少しました。
減少率が最も高いのは大川村(△23.6%),次いで大豊町(△14.1%),梼原町(△13.9%) と続いています。
(2)年齢(3区分)別人口
平成17 年と比べ構成比では,15 歳未満人口は0.6 ポイント低下,15〜64 歳人口は2.2 ポイント低下し,65 歳以上人口は2.8 ポイント上昇しました。
高齢化率は,28.8%(H17:25.9%)で高齢化が進んでいます。全国平均は,23.0%で, 都道府県では,秋田県(29.6%),島根県(29.1%)に次ぐ全国第3
位となっています。
○市町村別65 歳以上人口割合
65歳以上の人口割合が,最も高いのは大豊町(54.0%)で次いで仁淀川町(50.3%),大川村(44.3%),土佐町 (43.0%)の順となりました。
配偶関係(未婚率)では,15 歳以上の配偶関係をみると,有配偶率は男性が60.1%女性が51.7%,未婚率は男性 が29.5%,女性が20.8%となり男性が高くなっています。
なお,25 歳から39 歳では平成17 年と比べ未婚率は男女ともに上昇しました。
地域区分
安芸 地域:室戸市、安芸市、東洋町、奈半利町、田野町、安田町、北川村、馬路村、芸西村
物部川 地域: 南国市、香南市、香美市
高知市 地域: 高知市
嶺北 地域: 本山町、大豊町、土佐町、大川村
仁淀川 地域: 土佐市、いの町、仁淀川町、佐川町、越知町、日高村
高幡 地域: 須崎市、中土佐町、檮原町、津野町、四万十町
幡多 地域: 宿毛市、土佐清水市、四万十市、大月町、三原村、黒潮町
●地勢・気候
県の面積は日本総面積の1.9%であるが,地形は山地が多く森林面積の割合が83.4%と日本一である。当然のことながら,平地は少なく可住地面積は全国で一番少ない。なお,人口密度は全国で43位,快適な住宅環境にある。 高知県は,年間降水量は2,153mmと全国で7番目に多い地域であり,台風銀座」とも呼ばれる台風の通り道にもあたる。加えて,日照時間は全国第4位の2,212時間と,温暖多雨多日照の気候である。
●県庁所在地-高知市
高知市は,人口32万人。高知県の中央部,浦戸湾の奥に位置する。幕末には坂本龍馬,武市瑞山といった勤王の武士を輩出し,維新の礎を築いた。明治維新後は,自由民権発祥の地として,全国初の婦人参政権の実現など,その政治的伝統が培われてきた都市である。
高知といえば、だれもが思い浮かべるのが『よさこい節』。「土佐の高知の…」の歌詞に続いて登場するのが「はり
まや橋」だ。
また,毎年8月9日の前夜祭を皮切りに開かれるよさこい鳴子踊りは,土佐の夏の風物詩である。
高知の中心部は,「江ノ口川」と「鏡川」,2筋の川の流れに挟まれている。お城に寄り添うような小さな街。街のいたるところに愉しみが潜み、「いごちそう」があちこちで集う。
人も空も明るい南国高知。
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産業・経済
●高知県の野菜栽培
高知県は、県の総土地面積に占める林野面積の割合を示す林野率が83.7%と、全国一です。そうしたことに加え、山地が多いこともあり、耕地の割合を示す耕地率は4.0%と、東京都に次いで低くなっています。
しかし、県内総生産に占める農林水産業の割合は高く、全国でもトップクラスです。また、農業産出額に占める野菜の割合が高く、6割近くにもなるのは、全
国で高知県だけです。
かつて高知県では、冬でも温暖な気候を利用して、米の二期作*がおこなわれていましたが、その温暖な気候は、いまでは野菜の栽培に利用されています。なかでも、なす、きゅうり、ピーマンなどでは、ビニールハウスや温室で栽培することで野菜の成長をうながし、通常よりもはやい時期に出荷する促成栽培がおこなわれています。それらの多くは、トラックや続報
で、消費地となる京阪神や首都圏に輸送されています。
●かつおのたたき
高知県の県庁所在地の高知市は、全国平均とくらへ、消費額では6倍以上、消費量では5倍以上にもなるほど、かつおを食べているところです。
かつおの漁獲量で全国第4位の高知県には(グラフ
⇒P56参照、。かつおを使った郷士料理がいくつかあ
ります。なかでも、かつおのたたきは、郷土料理百選にも選定されていて、全国的にも有名です。
かつおのたたきは、皮のついたかつおの身の表面を香ばしくあぶり、みようがやねぎなどの薬味をのせた料理です。あたたかいうちに食べることもありますが、冷やしてから食べることもあります。また、昧つけはさまざまで、塩、ポン酢、しょうゆなどを用います。
なお、海・山・川の味覚が大皿にもりつけられた皿鉢料理にも、かつおのたたきは欠かせません。
●2011年 地価下落率 過去最大
平成24年版地価調査書によると,2012年の全用途平均の下落率は過去最大の8.9%。下落率は47都道府県で最も高かった。住宅地の下落率は8.5%と過去最大、商業地も9.7%下げ、21年連続の下落だった。住宅地、商業地とも下落率は都道府県で最大となった。 高知市の全用途平均は9.5%下落し、下げ幅は前年に比べ1.2ポイント拡大した。
「人口減や景気低迷に加え、津波による被害が懸念される海岸部の下落が大きい」。
●高知県の2009年の県民所得−47位高知
内閣府が2月29日発表した「2009年度の県民経済計算」によると,前年度まで連続最下位だった沖縄は前年度比横ばいの204万円で46位へと一つ順位を上げ,前年度46位だった高知県が2.0%減の201万円で初の47位に順位を下げた。
1人当たり県民所得は雇用者報酬,財産所得,企業所得の合計額を人口で割って算出。都道府県別では,1位が東京の390万円,2位が神奈川の308万円で,いずれも前年度と順位は変わらなかった。
▼1人当たり県民所得(単位:千円)
(2008年) (2009年) (増加率%)
高知県 2,059 2,017 ▲ 2.0
沖縄県 2,045 2,045 0.0
*県内総生産(名目)
●ランキング・ベスト&ワースト
医療面では,一人当たりのベッド数全国1位,看護職員数はともに全国2位と充実している。
高品質なかつお節は,まさに高知の豊かな食文化を象徴する。従来の製法に改良を加えて香りと風味をよくし,かつお節の商品価値を高めたとされる「土佐節」。現在は生産高では鹿児島県や静岡県にその地位を譲るが,伝統製法は今も脈々と引き継がれている。
カツオは魚へんに堅(かたい)と 書いて「かつお」と読む。この語源は「カツオ」が古くからかたい魚,すなわち乾物(ひもの)として利用されていたことに由来する。これは,単に生の魚をそのまま熱くかためたものと推測される。鎌倉,室町時代になると,カツオは武士の間でも賞味されるようになり,戦国時代は,「勝男武士」と書いて「かつおぶし」と読めることから縁起物として重用され,また兵食にも用いられたということである。
・農産物
なす,オクラ,ゆずはいずれも生産量全国第1位。
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