ブログ 「流通のいま」:  日経文庫−ビジュアル 流通の基本 (日経文庫)      

専門店−総合型と専門型の2つのタイプがあります  

  
専門店は、総合スーパーや百貨店と比べると取扱品目数はが少ないが,取扱い分野の品揃えの幅が広く深いことから、消費者にとって魅力のある売場となり,人気を集めています。 

 

二つの形態に大別される−業種型専門店と業態型専門店

  消費行動が成熟し,消費者の要求水準が高まるにつれ,特定分野の商品を幅広く揃えた専門性の高い小売店へのニーズが高まります。90年代後半から,専門店の大型化にも拍車がかかっています。家電・衣料・住居用品分野の大手専門量販店は,成長を続けてきました。 いま,大型店の郊外出店規制,人口減と市場縮小という経営環境の変化のもとで,経営戦略の見直しの時期にあります。

 専門店の形態は,紳士服,めがね,靴といった特定の商品群に特化して扱う店を商品名を冠した業種型の専門店と,ターゲットとする顧客層を絞り込み,そのニーズに対応した専門分野に絞って奥行きの深い品揃えやサービスを大型売り場で提供するのが業態型専門店チェーンです。たとえば,パソコンショップは,パソコンや周辺機器の取扱とともに,専門書籍や備品,文具類をとりそろえ,パソコン・ユーザーがワンストップ・ショッピングできる店づくりを展開しています。このタイプの業態型専門店の躍進は著しいものがあります。

 なお,家電専門店やカメラ専門店に見られるように,大型店舗,超低価格といった販売手法をとる量販専門店が業績をのばし,家電専門店業界は,急速に寡占化が進んでいます。その背景には、取り扱い商品が価格競争に陥りやすいく,仕入規模が大きくものを言うことにあります。

SPA小売業各社 業績好調

 百貨店や総合スーパーが低迷する一方で,ファーストリテイリング,良品計画,ニトリといったSPA(製造小売業)企業が消費者の支持を得て,業績好調です。 カジュアル衣料専門店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリング(社長 柳井正)は,2008年8月決算は売上高5864億円と過去最高。良品計画も09年2月期は連結売上高1724億円(前年同期比6%増),21期連続増収増益と好調のニトリは,08年3ー11月期の連結で売上高1784億円(前年同期比12%増)を見込んでいます。       

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