北陸地方−「越のくに」「北陸道」


 弥生時代後期から古墳時代にかけて,越前・越中・越後で”越の国”(こしのくに)と言われていた。
 新潟,富山,石川,福井の4県を中心とする北陸地域は,共通する気候や風土,文化を持ち,古来より,「越のくに」「北陸道」とも呼ばれる一つの圏域を形成してきた。
 それが越後と越中に分離し,能登が分離し最後に加賀が離れた。明治の藩置県で,一時は大石川県が誕生,若狭は滋賀県になったが,結局元のさやに収った。
 ちなみに越の国に関しては,京都へ往来する際必ず越えねばならないという意味からの由来といわれている。北陸地域は,古くは対岸諸国との国際交流を,また江戸期には北前船による国内交流を担う圏域として,大きな役割を果たしつつ,発展を遂げてきた。
 北陸地域は自然条件や歴史などから,様々な共通性を持つ。「粘り強い」に代表される北陸地域の気質は,制約の強い地形や豪雪といった厳しい自然環境と,畿内や関東との交流によって育まれた。


 北陸地域は,「粘り強さ」という共通する気質を持つ。これは気候や風土,文化を持ち,古来より,「越のくに」「北陸道」とも呼ばれる一つの圏域を形成してきたことによる。
 それが越後と越中に分離し,能登が分離し最後に加賀が離れた。明治の藩置県で,一時は大石川県が誕生,若狭は滋賀県になったが,結局元のさやに収った。
 ちなみに「越の国」とは,京都への往来では必ず越えなければならないという意味からの由来といわれている。北陸地域は,古くは朝鮮半島との国際交流を,江戸期には北前船による国内交流を担う地域としての役割を果たした。



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